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9月末で閉館した県教職員互助会運営の上越市の高陽荘に学校訪問写真展示 

上越タウンジャーナル

一般財団法人新潟県教職員互助会が運営していた新潟県上越市西城町3の会議、研修、宴会施設「高陽荘」が2024年9月末で閉館した。上越地域の教職員を中心に42年にわたり親しまれてきたことから、上越地域3市の全学校122校を職員が訪ね撮影した写真などをロビーに掲示しており、閉館後も1か月程度は観覧が可能。

《画像:閉館した高陽荘のロビーに掲示されている学校訪問の写真》

同館は1981年にオープンし、教職員の研さん、親睦の場だけでなく、会合や宴会など一般市民にも利用されてきたが、教員の働き方改革やコロナ禍の影響で利用者数が減少し、閉館した。

ロビーに展示している写真は、関澤博支配人が閉館のあいさつに上越、妙高、糸魚川市にある小中高校、特別支援学校を訪ね、校門や玄関前で校長らを撮影した。また「高田と言えば高陽荘というくらい何度も利用した」「高陽荘で多くのことを先輩から教わった」など、寄せられた思い出やメッセージも掲示している=写真=。

関澤支配人は「42年間さまざまなことがあったが、先生方の学びの場を提供できたことに感謝の思いでいっぱいです」と話していた。跡地の利用は未定という。

《画像:9月末で閉館した高陽荘》

閉館後も1か月程度は職員が常駐しており、ロビーの掲示も見ることができる(平日午前8時30分〜午後5時)。

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