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食パンの中にスライスされたネズミの死骸、発見した女性が不快感露わ(南ア)

Techinsight

南アフリカ、クワズール・ナタール州ダーバン出身のノンブレロさん。地元スーパーで買った食パンにネズミの死骸を見つけたという(『The Sun「GRIM FIND Woman horrified to find dead RAT sliced up in her loaf of bread… but only after she’d already eaten some of it」(Jam Press/Nombulelo Mkumla)』より)

南アフリカ、クワズール・ナタール州ダーバン出身の女性が最近、スーパーで食パンを購入したところ、そのうちの3枚に死んだネズミが混入していることに気づいた。すでに食パンの半分ほどを食べた後で、ネズミは体がスライスされていたという。ゾッとするような話題を、南アフリカのニュースメディア『IOL』などが伝えた。

女性がSNSに投稿した食パンの動画(ショッキングな映像が含まれます)

日本時間9日、ノンブレロ・ムクムラさん(Nombulelo Mkumla)がFacebookでシェアした食パンの動画に、多くの反響が寄せられた。

カメラが捉えたのは、地元スーパー「スパー(Spar)」で購入した“サスコ(Sasko)”というブランドの低GIシード入り全粒粉の食パンで、スライスされた3枚の端の部分に黒い異物が混入しているのが分かる。その異物は黒い毛が生えた何かの死骸のようで、スライスされた断面は内臓のように見えた。

投稿によると、ノンブレロさんが食パンを購入したのは先月27日のことで、その日と翌日、仕事の後にトーストして食べたそうだ。そして31日、冷蔵庫から食パンを取り出してトーストしようとしたところ、不快で恐ろしいものを見つけて、友人たちに写真を送って見せた。

ノンブレロさんは「何かの間違いであって欲しい。いや、きっと別の何かだろう」と願いつつも、友人に「それはネズミだよ」と指摘され、ネズミが混入していたという現実を認めざるを得なかった。そして「工場で紛れ込んだものの、誰も気づかなかったに違いない」と推測し、その日のうちに問題の食パンを持ってスパーに出向いた。

ところが、せっかく足を運んだスパーでは「仕入れ先に直接連絡をとって欲しい」と言われて突き返され、大手食品飲料会社「ペプシコ・南アフリカ(PepsiCo South Africa)」に食パンの動画と写真を添えてメールを送った。

ノンブレロさんは「ペプシコから返信があったのは9月2日のことで、苦情の内容については『パンにカビが生えている』と書かれていたの…。それで再び苦情を送ったのよ」と明かす。そして次に連絡があったのは7日で、サスコの男性職員が謝罪の電話をかけてきた。ただその男性は、食パンにネズミが入っていたことを認めて「このようなことはあってはならないこと」と言いつつも、こう主張したという。

「パンの製造工場の中はかなり高温になるため、今回のようなことが起きてしまうことを理解して欲しい。わが社では現在、再発を防ぐ対策を講じている。ただあなたの健康に影響を与えることはないので心配しないように。」

しかしこの対応に対し、ノンブレロさんは「医者でもないのに、どうして私の健康状態が分かるの? しっかりと謝罪もせずに職場の暑さを言いわけにするなんて」と激怒し、「もう二度とサスコの製品は食べないでしょうね。この経験はトラウマになってしまったし、本当に気分が悪いわ」と腹の虫が治まらない様子であった。

南アフリカのニュースメディア『IOL』によると、ノンブレロさんはその後、「ペプシコ・南アフリカ」の担当者から電話で連絡を受けたそうで、同社のベーカリー部門のゼネラルマネージャー、コーネル・フェレメレン氏(Cornel Vermeulen)はメディアの取材に対し、次のように述べた。

「我々はこの一件について『非常に特別な事例』として認識している。ネズミが混入していた食パンはわが社の厳しい基準を満たしていない。すでに顧客とは連絡を取っており、調査を進めているところである。」

なおこのニュースには、「これは悪夢」「お金を目的に故意に異物を混入する人がいるけど、これは嘘ではないだろうね」「タンパク質が豊富なパンになったね」「トラウマになる」「あまりにもグロテスク」「オーマイガー。私まで吐きそうになったわ」といったコメントが寄せられた。

ちなみに中国でも昨年、学生が「学食にネズミの頭が混入していた」と訴えたが、学校側が「アヒルの首」と主張したことでSNSが大炎上した。

画像は『The Sun 「GRIM FIND Woman horrified to find dead RAT sliced up in her loaf of bread… but only after she’d already eaten some of it」(Credit: Jam Press/Nombulelo Mkumla)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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