函嶺白百合学園 ボツワナ大使と国際交流 英語で日本文化を伝える
アフリカ・ボツワナのホツィレエネ・モラケ大使とカコロロ・ジュリア・ラグワイヤ一等書記官が7月19日、函嶺白百合学園を訪れ、同学園の小学生・高校生と文化交流を行った=写真。使わなくなった鍵盤ハーモニカを海外に寄付する同学園の活動がきっかけとなり交流会が実現した。
小学生はウェルカムセレモニーでボツワナの国歌をハーモニカで演奏し、ボツワナで使われる言語ツワナ語で斉唱した。大使らも交ざり、声を揃えて歌っていた。また、日本のお菓子「煎餅」を英語で紹介したほか、習字や折り紙など日本文化の体験を通じた交流を行った。
高校生は秘密箱など箱根に所縁のある工芸品を紹介したほか、ボツワナについて調べたことをクイズ形式で発表。その後箱根美術館に移動し、茶室で盆点前を披露した。
モラケ大使は「これからの若い世代は世界とつながって、グローバルな人材になることが求められる。函嶺白百合学園との交流が続くことを願っている」と話していた。