富士見丘高校 桜美林大と協定締結 生徒の教育活動充実へ
旭区中沢の横浜富士見丘学園高等学校(永川尚文理事長=人物風土記で紹介)は3月17日、町田市の桜美林大学と教育活動の充実を図るための連携協定を締結した。
同大学では2019年から、体験型キャリア支援プログラムである「ディスカバ・プログラム」を提供。高校生を対象に、社会問題やマーケティングなどを教えており、2024年度は約3万人が参加している。
協定締結をきっかけに、生徒への同プログラムの参加促進を強化するとともに、「総合的な探求の時間」に同大学の知見を取り入れ、生徒の進路選択に生かすことが目指される。大学としても、より多くの生徒に入学を促すねらいがある。
また、今後は大学の教員が高校で授業や講演を行うことも視野に入れるという。
「大学でどんな学びができるかなどを、知ってもらう機会になる。プログラムについてもっと生徒に知ってほしい」と同高校の担当者。加えて「もう一つ学校があるような感覚で学んでくれれば」と期待する。
同大学の担当者は「大学が持っているリソースを、高校に提供していきたい。若い人の育成につながれば」と話した。