防災体験ツアーに参加しました!千葉県西部防災センターで楽しく学ぼう【松戸市】
家族で防災を楽しく学ぼう!
ちいき新聞の読者が千葉県西部防災センターの体験ツアーに参加しました。
1.オリエンテーション
体験ツアーは予約制です。
集合時間になったら、インストラクターさんの案内でツアースタート。
まずはロビーでオリエンテーション。
災害の恐ろしさと防災意識の重要性について考えます。
2.防災映像の視聴
過去の自然災害の記録映像や、子ども向けには防災アニメなどを視聴して、災害に対する備えの大切さを学びます。
3.地震体験
日常生活の中で大きな地震が起こったら…。リアルな状況を体験し、日々の備えや地震時の行動について考えます。
震度5弱の揺れを体験!
東日本大震災で記録された松戸市内の最大震度が「震度5弱」でした。ここでは同じ強さの揺れを体験できます。
「揺れても大騒ぎしなかったのが偉かったね!大人の指示が聞こえるように騒がないのが大事だよ」
地震体験の感想
家具が固定されていてもすごく揺れたので、怖いなと思いました。
4.風水害体験
最大風速30m/時、最大雨量30mm/時、暴風雨の威力を体験できます。
風雨の威力を体験!
「地震と違って台風や大雨は予報があるから準備ができる。『一緒に避難しよう』と近所にも呼びかけよう!」
風水害体験の感想
風速30m/秒は息ができないくらいで、怖かったです。
雨と風がすごくて、もし実際に起こったら飛ばされると思うくらいでした。
5.119番通報体験
いざというときに慌てず119番通報できるかな?
火災と救急についての緊急通報をシミュレーション。
公衆電話、固定電話、携帯電話での通報の仕方を体験できます。
「119番通報がつながりやすいのは公衆電話です。かけ方を練習しておきましょう。」
119番通報体験の感想
公衆電話で電話をかけたことがなかったので、119番のかけ方を体験できてよかったです。
6.火災の消火体験
消火器の使い方を学び、初期消火活動を体験します。
「消火活動を始める前に、まずは『火事だーっ!』と大きな声で叫んで周囲に知らせよう。」
7.煙避難体験
火災の煙が充満した室内からの避難を体験。煙の性質や被害についての知識を深められます。
避難のキーワード「おかしも」(※)、わかるかな?
※おかしも=おさない、かけない、しゃべらない、もどらない
「煙は上に行きます。ハンカチなどで鼻と口を覆って煙を吸わないようにして、姿勢を低くして進もう! 通路にものが置いてあったら歩きにくいよね。日ごろの整理整頓も大事な防災対策です」
歩実さんの感想
火事の時、煙の色が変わると知りました。姿勢を低くして逃げるのは大変でした。
防災体験ツアーを終えて
煙体験では前が見えなくて、実際に起こったら怖いなと思ったので、対策を準備しておかないといけないと思いました。食料や水のストックが家のどこに置いてあるか確認しておきます。
おうちの中を整理整頓することも防災対策と学びました。消火器の使い方を教わったので、家のどこに消火器があるか確認しておきます。
いざというとき被害を最小限にする『減災』の準備が大切だと学びました。一人の時に地震が起きたらどうするかを想定して、災害用伝言ダイヤル171の使い方を家族で練習します。
非常用の水や食べ物、携帯トイレもたくさん必要だと知りました。寝室に靴を置いておくことや、避難場所のどこで家族と待ち合わせするか決めておきます。
親子で防災について共有できてよかったです。風水害体験で風だけでもすごかったので、物が飛んできたら怖いと思いました。家から避難場所までの安全なルートを確かめておきます。
体験の様子を動画で詳しく紹介
今回の体験ツアーの様子を、動画で分かりやすく紹介しています。こちらもぜひチェックを!
千葉県西部防災センターの詳細
「体験ツアーで防災について学んで、災害時に自分で行動する練習をしましょう! 防災のことは、家族で話し合っておくことが大事なので、ぜひ親子や家族一緒に体験してみてください」
千葉県西部防災センター
住所/千葉県松戸市松戸558-3
電話番号/047-331-5511
入館・体験ツアー/無料
開館時間/午前9時~午後4時30分 ※体験ツアーは予約制。詳しくはHPで確認を
休/火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
駐車場/有(無料)
ホームページ/https://chiba-bousai.jp/