冷めた料理に浮いた「白い脂」を解消!余分な脂を“一気にごっそり取り除く”目からウロコの裏ワザ
豚バラ肉など脂の多い食材で作った料理は、冷めたあとに浮いている大量の脂に驚くことはありませんか? 少しでもヘルシーに食べたいと思っても、食材の隙間に浮いている脂を取り除くのはなかなか大変……。今回は、こんなお悩みをスパッと解消してくれる、“鍋に浮いた余分な脂を一瞬で取り除く裏ワザ”をご紹介します。
鍋に浮く「白い脂の塊」を取りたい……
脂の多い肉を使った料理は、冷めたときに脂が白い塊になって浮くことがありますよね。
肉の脂は料理をおいしくしてくれる存在でもありますが、固まった大量の脂を見ると「この脂を少しでも取り除きたい」と思いませんか?
しかしスプーンや菜箸などで無理に取ろうとすると、やわらかく煮えた食材が崩れてしまうことも……。
そこで調べてみたところ、ラップを使って鍋の脂の塊を取り除く方法が見つかりました。使うのはなんと、ラップだけなのだそう!
ラップで脂を取り除く方法とは?
冷めた鍋のフタを開けてみたところ、具材の隙間に白い脂の塊が浮いている……。脂分の多い肉を使った料理ではよくある光景ですよね。
今回作った煮物は汁が少なく、具材同士がくっついているので、ヘラやスプーンですくい取るのは難しい状況です……。
そこでさっそく、ラップを使った方法を試してみます!
鍋と同じぐらいの長さに引き出したら……
カットして、鍋のなかの具材の上にのせます。
脂が浮いている具材の隙間はラップの上から指で押して、ラップと脂を密着させます。
ラップに脂をしっかりくっつけてから剥がしたら……
浮いていた白い脂の塊がラップにくっついてきて、いっしょに剥がれました!
取りづらい具材の隙間の脂を、しっかり取り除くことができました。
思った以上にしっかり取れた!
試してみたところ、驚くほど大量の脂がラップにくっついてきました。今回筆者が試した煮物は水分が少なく具材の隙間があまりなかったのですが、ラップを隙間に押し込んでから剥がしたので、見えていなかった脂もしっかり取れたようです。白い脂を取り除いた煮物はいつもよりあっさりしていて、家族にも好評でした。
料理を食べたあと、お皿に残った脂を取り除くのにも、この方法が使えますよ。
ラップ1枚でできる簡単な裏ワザです。浮いている脂の塊が気になったときは、ぜひお試しくださいね!
鈴木杏/ライター