無料で楽しい「ひんやりスポット」蒸し暑さ飛ぶ“天然クーラー”街の避暑地 3選【札幌】
暑い日が続いていますね…。札幌市内で無料で楽しめて涼までとれちゃう、おすすめのスポットを探してきましたよ!
天然のクーラー!穴場「乙女の滝」
まず向かったのが「乙女の滝」。
札幌市内で気軽に行ける滝といえば、西区の平和の滝や手稲区の星置の滝などが有名ですが、なんと現在どちらも立ち入り禁止。そこで気軽に行ける滝として手稲区の職員さんがすすめてくれたのが乙女の滝です。
札幌中心部から北5条手稲通を小樽方面に行き、ラーメン屋さんを目印に信号を曲がり、山に向かって2分ほど登ります。左手に見える手稲西小学校を過ぎ、そのまま道なりに1分ほど進むと…。
ありました! 乙女の滝と書かれた小さな看板が。
滝には細い砂利道を進みます。200mほど車で行くと、何やら案内看板が。
乙女の滝まで1.1キロの文字。金山入口と呼ばれるこちらに車を置いて、ここからは自然歩道を約1キロ歩いて向かいます。
歩き始めて15分で滝まで500mの看板。舗装された道をさらに軽快に進むと…乙女の滝まで200mの看板が。
木々の間をゆっくり進むと…ありました! 乙女の滝。
落差は約8m、幅7m。巨大な岩肌を滑り落ちる大きな滝と手前にも小さな滝が並ぶ、2段づくりの滝です。
“岩肌を滑り落ちる優雅な水の流れがまるで乙女のように見える”ということから、その名がついたといわれています。
札幌中心部から車で約30分、自然歩道を歩いて25分で行ける乙女のように美しく優雅な滝で、涼をとってみてはいかがですか。
天空に浮か!?水遊び場
続いて紹介するのは、札幌中央区の旭山記念公園。
中心部から車で20分ほどの高台にある自然豊かな公園で、札幌の市街地はもちろん海まで見渡せる展望台も人気の、中央区民御用達の憩いの場です。
ぜひおすすめしたい涼めるスポットは、噴水広場。
札幌の街を眼下に、まるで天空に浮かぶような噴水広場には、小さな子どもでも安心な深さの水が広々とそそぎ、大人や子どもはもちろん、全身で水浴びする鳥たちなど、みんな思い思いに涼をとっています。
街が一望できる景色も素敵ですが、噴水側から見える景色もオススメ。
青空に向かって続く長い階段は、まるで古代遺跡のような天空に浮かぶ古城のよう。この美しい景色は噴水広場からしか見られません。
公園内にあるレストハウスのお弁当や軽食が並ぶグルメコーナーには、ひんやりできるメニューが。
冷やした具材とご飯がベストマッチの暑い夏にピッタリなエスニック丼や、冷た~い冷やし焼き芋がオススメ。
冷やし焼き芋は暑いこの時期、とても人気なのですぐに売り切れてしまうんですって。
札幌北区の農場で育てられた紅あずまを蒸してキンキンに冷やしていただくという、新ひんやりグルメです。
お値段は1g2円。大きさにより、1つ100円以下から200円くらいまで選べます。
展望台の裏側の森の散策路でいただきます。
エスニック丼は、鶏肉にアボカドにパプリカ、紫玉ねぎなどが入って具だくさん。パクチーの香りもきいて、ナンプラーの味付けが本格的です。
ご飯がたっぷり入ってるので、食べごたえもバツグン。暑い夏にぴったりのひんやりグルメでした。
地震 台風 学べる防災体験
最後は学んで体験もできる施設、札幌白石区にある札幌市民防災センター。
入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、2002年まで実際に出動し、火災現場などでは30mの高さまでハシゴを伸ばし、人命救助などに活躍した、正真正銘 本物のはしご車。
運転席に乗ってサイレンを鳴らしたり、はしごの操縦疑似体験ができるのをはじめ、消火器を使った消火体験や震度7の地震体験など、火災、地震、人命救助と、防災に関するさまざまな知識、対策を全て無料で体験、学ぶことができるんです。
そんな防災センターの中でもひときわ強烈な体験をさせてくれるのが、風速30mの暴風体験です。
3D眼鏡を着用し専用ルームに入り、10mから最大30mまでの猛烈な爆風を全身で浴び、台風の危険性や避難の重要性を体験、学ぶことができる子どたちにも人気の防災体験ゾーン。
全ての体験が、1人1日1回までと決まっています。このような体験が、実際の台風や災害のときに、大切な人や自分の命を守るヒントや糧になるんですね。
無料でひんやりできるおすすめスポット、ぜひ行ってみてください。
札幌市民防災センター
住所:札幌市白石区南郷通6丁目北2
開館:午前9時30分~午後4時30分
休み:第1・3月曜日
*みんテレ8月9日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)