【家計の節約】固定費の削減!「スマホ・通信費」や「省エネリフォーム」など専門家に聞きました
家計の節約といえば、真っ先に手を付けたいのが固定費。ライフスタイルが変われば、固定費の中身や捉え方も変わります。「スマホ・通信費」と「省エネリフォーム」の専門家にポイントを聞きました。
1.【スマホ・通信費】キーワードはポイ活!ライフスタイル全体の「お得」を考えて
お話を聞いたのは…
ホームぺージ/https://www.docomo.ne.jp/
キャッシュレス部分のお得が「節約」に
スマホや通信費の見直しというと、これまでは使用するデータ容量に合わせたプランの変更や本体の買い方の選択など「スマホ」単独で考えるのが一般的でしたが、今のキーワードは「ポイ活」です。
メインバンクはどこで、どのクレジットカードを持ち、よく利用するネットショッピングサイトや動画配信サービスは何かなど、家族全員のライフスタイルで考えて、「何でポイントを貯めて、どこで使えるのか」を把握すること。
そのポイント還元分の「お得」が、結果として「節約」になるという考え方です。
スマホだけで考えていると「損をしているかも知れない」時代です。
「分からない」「不安」はショップで解決を
ひと昔前は、「機種変更の際にプランの見直し」というパターンが多かったですが、今は本体も性能もタフになって機種変更のスパンが延びています。
その間に新しいプランが誕生して、月々の支払額を下げられたり、利用できるサービスが増えていたりすると、知らず知らず「損をしている」ことも。
最新機種をお得に使いたい人、データ利用料が少ないので安く使いたい人、全部自分で調べてオンラインで申し込みできるので格安で利用したい人など、さまざまな人がいる中で、それぞれが満足できるようにとプランやサービスが増えています。そのために却って「分かりにくい」というデメリットが生じているのも事実です。
「結局どれがお得なのか分からない」「○○が不安」な場合は、やはり専門のアドバイザーがいるショップに相談するのがお勧めです。
「スマホは不安」という人には、スマホの使い方教室を開講しているショップもあります。
また、安く購入できる中古スマホに興味があるけれど「安心して使えるのかな」と不安や疑問がある人も、一部のお店では中古スマホも取り扱っているので、一度ショップを尋ねてみてはいかがでしょうか。
2.【省エネリフォーム】まずは「窓リノベ」から!リフォームで光熱費・水道代を節約
お話を聞いたのは…
ホームぺージ/https://e-riforma.jp/
口コミやリピーターが多い「窓リノベ」
夏の暑さの高温化・長期化が加速する中、追い打ちをかけるように電気代もガス代も値上がり傾向に。
その出費を抑えるリフォームでお勧めなのが「窓リノベ」、つまり「窓の断熱性能を上げる」方法です。
「窓」は住宅の中で最も大きな熱の通り道です。
冬場は温めた室内の熱の実に約6割が窓から逃げ、夏場は外気熱の約7割が窓から室内に入ってきます。
断熱性能の高い窓(ペアガラス、トリプルガラスなど)に交換することで、冷暖房の設定温度や使用頻度を抑えることができます。
弊社社員の自宅(戸建て築10年)で洗面所、玄関、風呂以外の18窓を取り替えた例では、年間光熱費約5万6000円減を実現しています。
冷暖房の設定温度を控えめにすることで、夏の冷やしすぎや冬の乾燥も軽減でき、健康的に過ごせるメリットも実感しているとのことです。
このように、窓リノベでは「リビングの窓を取り替えて効果を実感できたので、他の部屋も全部替えたい」というリピーターや、近所のお宅や親戚が取り替えて「良かったと聞いたので」と口コミでの依頼が増えています。
高い防音効果も喜ばれています。
さらに日射コントロールを考えて、大きな掃き出し窓などに外付けのロールスクリーン(アウターシェード)を付けて遮熱効果を高めるのもお勧めです。
トイレや水栓レバーを取り替えて水道代やガス代も節約に
その他では、トイレを最新の節水タイプに取り替えることで水道代を節約できます。
最新のトイレで1回で流す水の量は、ひと昔前の半分以下に進化しています。
最新のトイレは掃除もしやすく、時短にもなりますね。
またキッチンや洗面台の水栓レバーを、お湯側にひねる時に「カチッ」という音と手ごたえで、お湯を使用しているか分かるタイプに交換することで、ガス代や湯量の節約につながります。