南区書道家・粟津さん アフリカで伝える和の心 県出身の和太鼓・笛奏者と
南区在住の書道家・粟津紅花さんと神奈川県出身の和太鼓奏者・シンゴさん、篠笛奏者・岸田晃司さんの3人は、2月にモーリタニア、ガボン、マダガスカルのアフリカ3カ国で公演を行う。和の心を伝え、アフリカ各国との文化・経済的交流を高めることが目的。各国滞在は2・3日で、3カ国合計14回の公演を予定する過密スケジュールだ。3人は2022年から共に活動を開始。「海外公演は普段接していない文化だからか、すごく盛り上がる。心で感じてもらえているのが分かる」と口をそろえる。
今回、現地省庁や大使館から招聘を受け、演奏に合わせた書道パフォーマンス、現地歌手とのコラボレーション、書道体験などをホールや学校で行う。「思想や政治は違っても、同じ音を聞き書を見て、文化でつながることができると思う」と粟津さん。国際交流基金と大使館から渡航費用などの助成金を受けるほか、ワクチン代などをクラウドファンディングで募っている。
「現地で感じたことを今度は日本の方に伝えたい」と、3月23日(日)の午後1時30分からは、港北区のスタジオで報告会ライブを実施する。4千円。希望者は【携帯電話】080・5470・0623(粟津さん)へ連絡を。