【西武】古賀悠斗選手インタビュー 今シーズンの目標は「全試合マスクをかぶるつもりで」
2月12日のライオンズエクスプレスでは、引き続き埼玉西武ライオンズの古賀悠斗選手にインタビューした模様を放送した。今シーズンの目標を訊いた。
――2年連続で100試合以上のマスクをかぶっていても、侍ジャパンでは控えに回らざるを得ないという状況がひょっとしたらあるかもしれません。それでも古賀さんはそのときできることに全力で取り組んでいたことも事実です。去年11月のプレミア12では試合に出る準備と同時にゲーム中どのような動きをしていたか教えてもらえますか?
古賀「事前にミーティングで喋ったことを、少ない情報ではあったのですが、その通りにピッチャーの調子も兼ねあいながらやっていました。ただ、あそこのコースが打てていなかったのに打ったけど、前の球はどうなっていたのかなということを裏に聞きにいき、あとは試合に出て、このピッチャーが出たときはこうだなということをイメージしながらベンチにいました」
――実際バッティングコーチやベンチにいつもいるはずのスコアラーが不在だったりする中で、古賀さんが結構フォローしていたという話を聞きました。井端(弘和)監督から指示されていたわけではないが、率先して相手の分析に取り組むのは「勝ちたいし優勝したいから」だと古賀さんは言っていました。間違いなく自分のためになったのではないですか?
古賀「そうですね。僕の中で2024年シーズンはプレミアまで合わせたらいろいろなこと、いろいろな学び、いろいろな景色を見ることができました。すごく濃い年だったなと改めて思います」
――南郷キャンプ第2クール初日に視察した侍ジャパン井端弘和監督は古賀さんについて、「当然頭(スタメン)からいけるようにしてほしいなと思います。ずっと呼んで控えですけど、本当に全ての面をやってくれますし、貴重な戦力だと思っています」とのことでした。聞いてみていかがですか?
古賀「本当に嬉しいです。井端さんと話す機会は多いのですがあまり面と向かってはないので、すごく勝ちたいと思ってやっていたことが、そういうふうに捉えてもらえばいいと思います」
――今シーズン、個人として目指すべき目標を教えてください。
古賀「100試合105試合と来ているので、今年は120試合……と言わず全試合マスクをかぶるつもりで、怪我もなく、昨シーズンとは違う西武で優勝したいですし、日本一になりたいですという思いが強いかなと思います」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー