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垂水漁港でのライトルアー釣行でカサゴ5尾をキャッチ【兵庫】夕マヅメにヒット集中

TSURINEWS

カサゴ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

お盆休みの釣りは、垂水と泉南と二つの候補から決めた。どちらも水質がよくて、水が見た目にもクリアだ。釣れるのはカサゴと決まっているし、最初は垂水からにしようか。8月14日。電車移動中、須磨ではゲリラ豪雨だ。「やばい」と恐々していたが、局地的豪雨だったらしく、垂水は快晴の空だった。

当日の状況

潮回りは中潮。若潮から蘇っていく中潮で、良いといわれる潮だ。日中16時から入った。先日のデイゲームがあまりによかったので、今回もその流れに乗ることができればと思ったのだ。

電車は空いていた。私はいつも垂水方面の電車の乗り換えでミスるのだが(地元なのに)、今回はそれもスッといけた。しかし、神戸三宮あたりでは豪雨。須磨でもまだ雨は途切れなった。それでも海浜には海の家が出て、泳いでいる人たちもいたが。

道中の須磨海岸(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

アイフォンのカメラ、本当に高性能だ。動いている電車内から撮ったのだが、よーく見ると雨の一粒一粒まで映っている。途中、どこかで雨の境界を抜けたらしく、垂水に着いてみると晴れていた。

日中に反応は雑魚

持ってきたのは6ft台のアジングタックル1本。軽装でランガン。メタルジグ、ジグ単、マイクロスプーンなどを試す。ボトムについた魚を狙ったが、二度カスっただけ。それもおそらくフグかベラだ。ワームのふわ釣りで少し気配が出たのだが、こちらが焦れてしまい、一旦休憩することにした。

到着して1時間足らずで1L近い飲み物を飲み干したのだから、どれだけ暑かったことか。ちなみにこの日は最終的に2Lの水分を摂ったが、家に帰っても体重はかわっていなかった。つまり、釣り場で2Lの汗をかいたのだ!

マヅメにヒット集中

夕マヅメになって、オープンのボトムで何か触った。同じところを狙ったがもう食ってこなくなったので、やはり足元についた魚を丹念に探ることにする。ジグ単ではアピールが足りないのか、触ってこない。そこでメタルジグヘッドにすると、一発回答がきた。

カサゴが反応!(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

水色の悪い我が大阪南港と比べて、なんと美しい真っ赤なカサゴ君であろうか!最近カサゴが本当にきれいな魚だと再認識している。だから今回はライトロックというよりは、カサゴゲーム気分。カサゴが大本命。まあ他のが釣れても嫌じゃないけどね。

その後30分ほどが時合いで、4尾追加した。すべて同じメタルジグヘッドに食ってきて、用意してきた他のリグにはまったくこないのだから、偏食されたものだ。ところでこのメタルジグヘッド、いよいよ止められない勢いになってきた。実は拾ったジグを改造したものである。メーカーと製品を突き止めたので、新しく買いなおすことにした。

このメタルによく食う(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

この日は心なしか、アングラーの姿が少なく見えた。最近の垂水漁港はこんなものなのだろうか?しかし猛暑にうだって、生命の危険と隣り合わせに釣りをするというのも、一方でばかばかしいことなのかもしれない。「なんでこの暑いのに釣りなんて…」と誰かに言われたら、私も確かに、特に魚が釣れにくい高水温期には、答えようがない。

クラゲが登場した海

途中、再び休憩するために自販機へと逸れていったところ、そこで頭の中でブーッとブザーみたいなものが鳴り、体力が完全に失われた。ということで、日の入りを待たずに納竿。この夏は暑すぎるので特に無理をしないようにしているが、これでよかったと思う。釣り足りない分はきっちり秋に取り返す。

ところで、お盆を過ぎるとクラゲが登場するといわれる夏の海だが、この日にはすでに相当数が見られた。海水浴にはご注意いただきたい。釣りの邪魔になるほど大量発生しているわけではないが、漁港に密集してくるかもしれない。アジングでは敵となるヤツらだ。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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