たくさん種類があって迷うベビーカー選び。3児ママが買い替え時にこだわったポイントは?メリット・デメリットも解説!
3人の子どもとドタバタな毎日を送るライターの土田バタ子です。出産準備として購入を考える人も多いベビーカー。私も1人目を授かって初めて、ベビーカーについて考えるようになりました。調べてみると、ベビーカーも種類豊富。何をポイントに選べばいいかわからなくて悩みました。今回は、私がベビーカーを購入するまでに考えたこと、実際に購入してから感じたメリットやデメリット、他のママ・パパが使っているベビーカーを見て感じたことなどについて、私なりのチェックポイントも含めてお話したいと思います。
ベビーカーにも型の違いが! 初めて使ったA型は…
妊娠するまで知りませんでしたが、ベビーカーにはA型とB型があります。私が1人目で初めて使ったのは、義姉から譲り受けたA型ベビーカー。生後1ヶ月健診が終わる頃には使用できたため、お出かけに活躍しました。
赤ちゃんの重みとはいえ、抱っこばかりでは肩や腰の負担が大きいので、すぐに使えたA型ベビーカーは重宝しました。しかし、1人目の子は大きめで重く、さらに経年劣化もあり、1歳を過ぎた頃にはカーブが曲がりにくくなり、買い替えを考えることになりました。
買い替えるなら軽量な方がいい? B型ベビーカー
私が買い替えを考えたのは、B型ベビーカーが使用できる月齢以降だったので、一般にA型より軽量で持ち運びしやすいB型の方がアクティブにお出かけできるかもしれないと、まずはB型のものをチェックしました。
B型はA型ほどリクライニングがきかず、安定感や乗り心地の面ではA型の方が良さそうでした。しかし、コンパクトなので小回りがきき、使用時も収納時も場所を取らないのはメリットに感じました。
反面、気になったのは荷物が入るスペース。私は買物に行くのにもよくベビーカーを使ったので、荷物を入れるスペースある程度はほしかったのです。
リーズナブルで持ち運びしやすい バギーはどうか?
同時にチェックしたのは、B型ベビーカーの簡易版とも称されるバギーです。たたんだ時に傘のようにコンパクトになるものが多く、軽量で持ち運びも便利。また、一般には2ハンドルのものが多い印象。選ぶポイントの1つだった荷物を入れるスペースも、大きく開いて確保できるタイプもあったのですが、そういうタイプはコンパクトが売りのバギーの中でサイズも大きい方に…。
また、バギーはたたんだ時に自立しないのが多いのも私には難点でした。価格がA型や通常のB型のベビーカーよりリーズナブルだったのは魅力でしたが、私の当時の使い方には合わないと感じ、やめました。
年が近い2人目がいたら便利? 2人乗せベビーカー
街で見かけて気になったのが、前後で乗れる2人乗せベビーカーです。双子ちゃんでよく見かける横並びの2人乗せタイプではなく、きょうだいが前後に乗っているのを見た時は、2人目以降は重宝しそうだなと思いました。
しかし、実際に購入を検討するとしたら、年の近い2人目を授かったタイミングで買い替えをする場合。ベビーカーも安くないのでタイミングや状況が合わず、私は検討しませんでしたが、条件が合えば上の子が「疲れた、下の子ばかりずるい」なんてぐずりが避けられるのが良いと思いました。何よりきょうだいで乗っているのが楽しそうに見えました。
チャイルドシートにも トラベルシステムベビーカー
友人が使用していて、「車利用が多いならこれは優秀」と感じたのは、トラベルシステムがあるベビーカーです。トラベルシステムがあれば、ベビーカーから車に付け替えて、チャイルドシートにすることも可能。赤ちゃんが寝ていても、トラベルシステムをキャリーにして乗せたまま移動ができます。
専用のアタッチメントが必要だったり、対応車種があったりする場合もありますが、別途チャイルドシート購入不要で、1台で対応できるのはメリット。当時は選択しませんでしたが、家族が増えて車をよく使う今は、このベビーカーも良かったなと思っています。
後の家族計画も考慮 4歳まで使えるロングユースを
最終的に私が選んだのは、A型で4歳まで使えるロングユースのベビーカーでした。大きな理由は2つ。1つは、1人目の子は歩き出すのが遅かったので長く使う可能性が高く、バギーなどよりもがっちりした丈夫なタイプの方が耐久性の面でも良いと感じたこと。もう1つは、後に2人目も考えていたので早く使えるA型はあった方がいいと思ったことです。
ロングユースなら2人目を出産した後、2人目だけでなく状況により上の子も使うことができると感じました。自分の希望全てを満たすものはなかったので、こだわりに優先順位をつけて決断しました。
私の場合、ベビーカーは価格的に気軽に何度も買い替えられるものではなかったので、選ぶ際には自分のこだわりポイントを順位をつけながらまとめておいたのですが、それが役に立ちました。3人の子どもを生み育てて、結果あのときの結論は間違っていなかったと感じています。
また、A型からB型に乗り換えるのか、A型かB型かどちらか1台でいくのかなど、家族計画も踏まえて考えておくのも大事だと実感。日常的によく使うものだから、全てといかなくてもできるだけ自分の希望に合うものが選べたらいいなと思います。
[土田バタ子*プロフィール]
3人の子どもと一緒にドタバタな日常を繰り広げる土田バタ子です。理想は子どもたちを穏やかに見守る育児ながら、ギャーギャー叱らねば事が進まない現実とのギャップに笑うしかない日々…。唯一、1人になれるトイレが息抜きタイム。なのに、末っ子が執拗にトイレの出待ちを行うことが最近の悩みです。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。