逮捕術競う大会で名張署が優勝 中小規模署の団体戦
警察官が容疑者の身柄を取り押さえるために使う「逮捕術」。三重県警本部と県内18署による逮捕術大会が11月6日、津市で開かれ、中小規模の10署が対象のBグループ団体戦で名張署が優勝を果たした。
同署によると、Bグループには他に▼いなべ署▼四日市西署▼亀山署▼大台署▼鳥羽署▼尾鷲署▼熊野署▼紀宝署▼伊賀署が出場。「徒手」や「警棒」など4種目で競った。
名張署からは10代から50代の選抜メンバー6人が出場。徒手で対戦する先鋒戦で4戦全勝を収めた新晃典巡査(29)は「今まで練習してきたことが実を結び、本当にうれしい。培ったものを今後の仕事に生かしたい」と話した。
大会は年1回で、同署は2019年にも優勝。コロナ禍で20年から23年までは開催を見送っていたという。