雄志中学校南側と柿崎体育館跡地に新保育園建設の方針
上越市は少子化などに伴い、公立保育園を統合して新しい保育園を建設する計画を進めています。このうち津有区・高士区・諏訪区の4園を統合し、新しい保育園を雄志中学校の南側に。柿崎区の4園を統合し、新しい保育園を柿崎体育館の跡地に建設する方針であることが分かりました。開園は、いずれも4年から5年後を目指しています。
画像提供:上越市 幼児保育課
公立保育園が統合されるのは、戸野目、上雲寺、高士、諏訪の4つの園です。新しい園は雄志中学校の南側に建設される予定です。土地は市が所有していて、現在、資材置き場になっています。
建設予定地(雄志中学校 南側)
また柿崎区にある柿崎第一、柿崎第二、上下浜、下黒川の4つの園も統合されます。新しい園は 柿崎体育館の跡地に建設される予定です。柿崎体育館は令和8年度から12年度までに廃止されることが決まっています。
いずれの場所も大雨や津波の災害が起きても浸水する可能性が低いこと、避難所が近いなどの理由から選ばれました。市では新しい園を建てる計画をそれぞれの地区に報告しています。
上越市 幼児保育課 黒津泰子課長
「(候補地について)風が強い・交通量が多いなど住民から意見をいただいた。しっかり受け止めて安全対策を講じていきたい。保育士や保護者の意見、子ども達の考えも大切に。丁寧に聞きながら今後進めていきたい」
今後は地質調査や測量を進め、園舎のデザインなどを協議することになっています。新しい保育園の開園は、4年から5年後を目指しているということです。
市では今後、和田区と三郷区にある3つの園も統合しますが、新しい保育園が建てられる場所は、まだ決まっていません。