コアな韓ドラファンならすぐわかる顔!最新話題作で活躍する「名脇役」5人
韓国ドラマの魅力の1つといえば、役者陣の高い演技力。
作品の顔ともいえる主演がなにかと注目を浴びがちだが、脇役の活躍にも目を見張るものが。
主役に比べると出演量はさほど多くないものの、短いシーンの中で確実に、主人公をはじめストーリーまで大いに引き立てる。その姿は、“脇役”と呼ぶにはもったいないほどで、彼ら彼女らだけでスピンオフ版を作っても面白いのではないかとの声が上がることも。
最近も、ドラマファンから高い評価を得ている多くの名バイプレーヤーが各作品に出演中だ。
そこで本記事では、最新話題作で活躍を繰り広げている名脇役5人を紹介する。名前までは知らなくても、コアな韓ドラファンなら顔を見ればすぐにわかるはず!
(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」
チェ・ヨンジュン
『トランク』(Netflix/2024)で、コン・ユ&ソ・ヒョンジンに埋もれない演技を披露したのはチェ・ヨンジュン。殺人事件を追う刑事役として友情出演し、短い出演量ながら視聴者に強い印象を残した。
『賢い医師生活』シーズン2(tvN/2021)で助教授役、『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)でキーパーソンとなるチョ社長を演じるなど、2020年以降のヒット作に高確率で出演している役者で、『トランク』の配信に際するインタビューに答えたコン・ユが、好きな俳優の1人だと明かしている。
イ・ジョンウン
イ・ジョンウンは『トランク』で、主人公インジ(ソ・ヒョンジン扮)を見守ってきた隣の家の女性役として特別出演し、優しさとお節介を行き来する演技で視聴者から絶賛された。また、『照明店の客人たち』(Disney+/2024)では、女子高生の母親役として登場して作品を盛り上げている。
コミカルな作品から、シリアスなものまでジャンルを問わずなんでも消化し、強烈なキャラクターを作り出すのが彼女の魅力。近年は、『私たちのブルース』(tvN/2022)や『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(Netflix/2024)で活躍して注目を浴びた。
ペ・ソンウ
ペ・ソンウは、『照明店の客人たち』に刑事役として出演中。私生活では、自身のスキャンダルにより物議を醸している彼だが、高い演技力に確信を得た監督がキャスティングを決定し、期待どおり観る者の好奇心を刺激する熱演を繰り広げている。
長年スクリーンをメインに活躍してきた俳優で、今年は『The 8 Show ~極限のマネーショー~』(Netflix/2024)で異彩を放ち、お茶の間でも脚光を浴びた。ドラマファンのなかには、『ライブ~君こそが生きる理由~』(tvN/2018)で、どうしようもない夫ながら、職場では信頼のおける先輩警察官を演じた姿を覚えている人もいるだろう。
ラ・ミラン
ラ・ミランは、少し前に最終話を迎えた『ジョンニョン:スター誕生』(tvN/2024)で、国劇団の団長役を務めた。主演キム・テリの熱演が注目を浴びる機会が多かったが、プライドや団員を率いる包容力、温かな人間味まで見事に描き出し、役に説得力を持たせたとして高く評価された出演者の1人だ。
その他今年は、『貞淑なお仕事 』(JTBC/2024)に特別出演、昨年は『良くも、悪くも、だって母親』(JTBC/2023)で主演を務めて活躍した。いずれの作品でも視聴者の没入度を高める演技を披露しており、韓ドラ界に欠かせない女優の1人だ。
チャン・へジン
『ジョンニョン:スター誕生』には、チャン・へジンも出演していた。主人公のライバルの母親役で、傲慢な性格を持ち、歪んだ愛で我が子を苦しめる人物だ。ドラマの見どころの1つになっていたと言っても過言ではなく、彼女の登場シーンに釘付けになった視聴者は多かったと言われている。
母親役といえば、北朝鮮のマダムに扮した『愛の不時着』(tvN/2019)での活躍が記憶に新しいが、本作ではまた一味異なるキャラクターを完成させドラマを大いに盛り上げた。その他、日本でも支持された作品に高い確率で出演している。
(ライター/西谷瀬里)