JR九州「タッチ決済」がさらに拡大 日豊本線・久大本線の16駅を追加、7大国際ブランド全てに対応
JR九州など5社はこのほど、同社管内で実施しているクレジットカードなどの「タッチ決済」を利用した鉄道利用の実証実験について、11月20日より対象駅を拡大し、7大国際ブランドに対応すると発表しました。
2024年11月16日現在、JR九州管内でタッチ決済を導入しているのは、鹿児島本線(門司港~久留米間、49駅)、香椎線(海ノ中道駅、1駅)、指宿枕崎線(鹿児島中央~指宿間、18駅)です。
利用できるカードブランドはVisa、JCB、American Expressの3社。利用者はタッチ決済対応のクレジットカードやデビット・プリペイドカード、それらのカードが設定されたスマートフォンなどを自動改札や専用機器にかざすことで改札を通過し、列車に乗車できます。
2024年11月20日からは、新たに日豊本線・久大本線の別府~由布院間16駅を追加し、対象駅は計84駅に拡大。さらに利用できるカードブランドにMastercard、Diners Club、Discover、銀聯を追加します。
JR九州などは実証実験を通して、引き続き日常利用や訪日外国人を含む来街者の利便性の向上、サービス効果について検証を進めていくとしています。