【ヤクルト】2025年の年俸ランキング 村上宗隆が6億円で1位、長岡秀樹が6位にランクイン
山田哲人、田口麗斗が現状維持でトップ3変わらず
2024年は2年連続の5位に沈んだヤクルト。オフの契約更改では村上宗隆が日本選手最高の年俸6億円で契約を更改した一方、成績を残せなかった「高給取り」たちは軒並み大幅ダウンとなる厳しい冬となった。
そんなヤクルトの外国人選手を除く2025年の年俸ランキングトップ10は以下の通り(○は移籍加入選手)。
■2025年 ヤクルト年俸ランキングトップ10
1位 村上宗隆 6億円(±0)
2位 山田哲人 5億円(±0)
3位 田口麗斗 1億7500万円(±0)
4位 中村悠平 1億5000万円(2000万▼)
5位 小川泰弘 1億1000万円(5000万▼)
6位 長岡秀樹 9200万円(5100万△)
7位 石山泰稚 9000万円(6000万▼)
7位 清水昇 9000万円(4000万▼)
9位 大西広樹 6400万円(3200万△)
10位 ○茂木栄五郎 6000万円(±0)
※()内は前年比
2023年から3年契約を結んでいる村上宗隆が現状維持でトップ。契約交渉後の会見では、改めて今シーズン終了後にポスティングシステムを利用してメジャーへ挑戦する意向を示した。キャリアハイの成績を残してチームを4年ぶりの日本一に導き、日本ラストシーズンを飾ることができるか。
2位は5億円の山田哲人。7年契約の4年目となった昨季は下半身のコンディション不良による離脱もあり、110試合で打率.226、14本塁打、39打点の成績に終わった。3度のトリプルスリーを達成するも、ここ2年は不振が続く。もう1度体を鍛え直し、再び走攻守で躍動する姿を見たいところだ。
3位は田口麗斗で投手陣トップとなる1億7500万円。昨季は41試合の登板で1勝4敗13ホールド、防御率2.96を記録したが、セーブ数は前年の33から7と大きく落とした。3年契約の2年目となる今季は失った信頼を取り戻し、守護神に返り咲くことができるか。
昇給額トップの長岡秀樹は大台目前
4位は1億5000万円で中村悠平。3年契約の最終年だった昨季は2度の故障離脱があり、96試合の出場で打率.237、0本塁打、23打点の成績だった。球団とは今季から新たに3年契約を結び、“生涯ヤクルト”を宣言。攻守の要として愛するチームにその身を捧げる。
5位は小川泰弘の1億1000万円。4年契約の最終年となった昨季は12試合の登板で62イニングを投げ、2勝5敗、防御率4.65と、入団以来ワーストの成績に終わった。5000万円ダウンの単年契約を発奮材料に、今季は神宮のマウンドで再び躍動する。
6位には9200万円で長岡秀樹がランクイン。プロ5年目の昨季は全試合に遊撃で先発出場し、ともに自己最高となる打率.288、163安打をマーク。初の打撃タイトルとなる最多安打に輝くなどレギュラーの座を不動のものとし、昨季年俸4100万円から倍増以上となる5100万円アップを勝ち取った。
石山泰稚と清水昇が大幅ダウン、大西広樹は倍増
7位には9000万円で石山泰稚と清水昇の2人が並ぶ。石山は4年契約の最終年だった昨季は37試合で1勝0敗5セーブ、防御率4.35と不本意な成績に終わり、年俸は6000万円ダウン。一方、2020年から4年連続で50試合以上に登板していた清水も、6年目の昨季は17試合の登板にとどまり、1億3000万円から4000万円の大幅ダウンとなった。
9位は大西広樹の6400万円。5年目の昨季はチーム最多の60試合に登板して中継ぎながら9勝(1敗)をマーク。1セーブ、26ホールド、防御率1.34とキャリアハイの成績を残し、飛躍のシーズンとなった。年俸も昨季の3200万円から倍増。今季は守護神にも名乗りを上げるなど、さらなる高みを目指す。
10位はこのオフに楽天から国内FA権を行使して加入した茂木栄五郎で6000万円。プロ9年間で通算打率.271、291打点と実績は十分。新天地でも持ち前のバットコントロールを生かした打撃をいかんなく発揮し、打線の起爆剤となれるか注目だ。
※金額は推定
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記事:SPAIA編集部