用水路でのパン鯉釣りで本命3匹キャッチ【埼玉・越谷】ゲストにナマズも顔見せ

5/30(金) 6:00配信

前回の小物釣りで、まだまだシーズンではないことが分かり別の釣行へ。渓流へ行きたいというのが本音ですが、少し先の話となってしまうので今回は埼玉県越谷エリアでのパン鯉についての釣行レポートです。

用水路でパン鯉釣り

前のパン鯉では綾瀬川でのパン鯉釣行が主な釣り場でした。4月の中旬までは大きな川は水量がそれほどないため、パン鯉向きの川として釣りができますが、この時期になると水量が途端に増えるためしばらく大きな川でのパン鯉はお休み。用水路や中型の川での釣行がメインとなります。

今回の釣り場は前回小物釣りをした越谷エリアの用水路。小物の魚はあまりいませんでしたが、時折鯉が通る姿をみたので釣ってみようと思い向かいました。

今回のタックルはノーシンカーとルアーリグの両方。状況に応じて使い分ける形で挑みました。ロッドは毎度おなじみシマノのBASS ONE R166ML-2。リールは馴染み深いZEUS100。ラインは今回18ポンド仕掛けです。

小物の活性は今一つだった前回に比べ、大型の魚は真逆の反応。パンを撒いて数分足らずで反応を示すほどの高活性でした。

釣行前の前日は雨が降っていたこともあり、少し水質が濁り気味でしたが鯉の活性が高くなっていたことに一安心。そのままノーシンカーリグでパンを流し、反応を示した鯉にフッキング。活性が高い事もあったのか、いつにも増して力強い引きをしてくれました。

その後、アシ際が騒がしい所に向けてキャスト。大きな背びれをみせていた鯉に向けてキャストしたはずが、着水したと同時にパンが消えたため慌ててフッキングをする筆者。引きが鯉に比べて何か違うと感じて出てきた顔はなんとナマズ。鯉だけでなくナマズも高活性だったみたいです。

久しぶりに出てきた可愛らしい顔をしばらく眺めその後はリリース。ルアー専門で狙っている時はあまり釣れないのに、こうした時に釣れるのは一体何でなのか……。釣りの七不思議の一つです。

ナマズが釣れた後も鯉の反応は依然として高く、最後までパンに反応を示してくれました。1匹釣れた後は大抵他の鯉たちは警戒心が上がりますが、全体的に活性が高かったこともあり釣れた後でも反応がなくなることはありませんでした。最終釣果はナマズも含め4匹と、満足いく結果で終わりました。

水路に水が入ってきたということは、ナマズシーズンが到来した合図。実際狙っていないとは言え、今回の釣行でナマズを釣り上げたのは紛れもない事実です。

梅雨がやってきたら本格的なナマズシーズンの開幕。そろそろナマズの釣行に関する記事も書きたいところ。今度はしっかり狙って釣れるよう、準備万端の状態で挑もうと思います。

＜泉陽登／TSURINEWSライター＞

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