「セール」や「お得」の言葉に弱い人の特徴と対処法
家のモノが多すぎることで片付けられなくなってしまっているお家の場合、モノを捨てずに家を片付けることは難しいのが現実です。モノと向き合うことを避けて、片付けを進めることはできません。そこで、今回の記事では、モノを捨てられない人の考え方の3つの特徴と対処法をご紹介します。ご自身のモノへの価値観や心理状態を理解して、ご自身に合った対処法を見つけて片付けを行っていきましょう。まずはスモールステップで、今できることから始めましょう。
1.何事も後回し
特徴
「あとでやろう」「いつか片付けよう」となんでも後回しにしてしまい、いつの間にかモノが溜まって手が付けられない状態に……。こうなってしまうと、片付けに取り掛かるのはさらに面倒になり、モノが溜まり続けてしまいます。
・着た洋服が積みあがっている
・床にモノが散乱している
・探し物が多くてモノを探している時間が長い
対処法
そのような何事も後回しにしてしまうあなたは、どこになにがどれくらいあるか、自分の持ち物の棚卸をしましょう。何年も前から使っていないモノや、機能していないモノをどのように扱うのか、一つ一つ向き合っていく必要があります。「過去」「現在」「未来」どの時間軸で必要なモノなのかという視点で、モノと向き合い「現在」必要なモノを選び取っていきましょう。
2.セールやお得に弱い
特徴
計画性がなく、セールやお得に弱く衝動買いをして、似たようなものばかり買ってしまうタイプ。必要なモノかどうかというより、買い物自体がレジャー化しているので、買い物をする際に慎重になる必要があります。
・よくまとめ買いをする
・便利アイテムが好き
・景品をよくもらう
対処法
買い物をする際に「本当に必要かどうか」という視点でモノを見極めましょう。買い物をする際は、似たようなモノを持っていないか、代用できるモノが家にないかをしっかりと吟味することが大切です。無駄な買い物をしなければ、後悔や捨てる負担を減らすことができます。
3.モノを持っていることで満足する
特徴
モノを持っているだけで満足して、所有していること自体に執着があり、もったいないという気持ちが強いタイプ。
・使いかけのスパイスがたくさんある
・買ったことを忘れていた洋服がある
・片方しかないピアスがたくさんある
対処法
持っているだけで、使っていないモノをリストアップしていきましょう。「最後にいつ使ったのか?」と問いかけながら向き合っていくと、使っているモノか、使っていないものかは明確になります。自分にとって、本当に必要なモノか、持っていることで満たされるモノか、好きなモノかという視点でモノと向き合って、大切なモノ、好きなモノを選ぶ視点を大切にしてください。
モノを捨てられない人の考え方の3つの特徴と対処法をご紹介しました。ご自身に合った対処法を見つけて、片付けを行っていくことが大切です。モノと向き合いながら、ご自身が大切にしたいモノ、コト、大切にしたい価値観を大切にできるよう、今できることから始めてみませんか?
Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士