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複数園児が発熱などで欠席で学級閉鎖 手足口病も

赤穂民報

 手足口病などに感染した園児が複数発生したとして、赤穂市教育委員会は3日、尾崎幼稚園の4歳児1クラスを5日まで学級閉鎖したと発表した。手足口病を含む学級閉鎖は赤穂市内では今年度初めて。

 市教委によると、3日朝の時点で同クラス24人中9人が発熱のほか手足口病やヘルパンギーナの症状を訴えて欠席。感染拡大予防の観点から学級閉鎖を決定した。

 手足口病は夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症。口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れ、発熱を伴う場合もある。患者の80%を5歳未満の小児が占め、まれに大人も感染する。ヘルパンギーナ、プール熱とあわせて「子どもの三大夏風邪」とも呼ばれる。

 兵庫県感染症情報センターの2024年第26週(6月24日〜30日)週報によると、定点あたり患者数は13・42人で前週の11・12人から増加。県内17保健所のうち16保健所の管内で警報レベルとなっている。

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 当初の記事で「手足口病による学級閉鎖」との記述をしていましたが、欠席したうち手足口病の園児は一部でしたので、「手足口病を含む学級閉鎖」と記事を修正し、タイトルも変更しました。(2024年7月5日8時40分)

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