耳が聞こえないってどんなこと?全3回講座「聞こえない人と話してみよう」【松戸市】
音のある世界が当たり前の健聴者が、耳が聞こえない人と話すにはどうすればいいのだろう?
松戸市ろうあ協会の会員を講師に、小学生親子を対象にした全3回の講座が開催されます。
気持ちや考えを伝える方法を学ぼう
聴覚に障害を持つ人は、駅や電車、バスなどでアナウンスが聞こえなかったり、後ろから自転車や車が近づいてきても気付けなかったりするなど、日常生活で不自由を感じることがあります。
見た目では障害が分かりにくいため、気付かない場面で困っているかもしれません。
手話は聞こえない人にとって気持ちや考えを伝える大切な「言語」の一つ。
コミュニケーションを取る方法について親子で楽しく学びます。
相手の目を見て会話することの大切さ
1回目は、日々の生活で困っている事の話を聞き、身振り手振りで伝えるジェスチャーゲームをしたり、簡単な手話を覚えたりします。
2回目は指文字や手話を使って自己紹介。
そして、あいさつなど簡単な手話で会話したり、紙芝居の上演もあります。
3回目は、災害が発生した時の困り事を聞き、健聴者にできる事を考えます。
手話ができなくても伝える方法を学び、知識を深めます。
主催は市内で子ども向けのイベントを数多く手掛ける「NPO法人子どもっとまつど」。
代表の渡辺さんは「障害があってもなくても、相手の目を見て会話することの大切さを感じてほしい」と話しています。(取材・執筆/あやめ)
※定員となり受付を終了いたしました。
日時/9月16日(月・祝)、10月14日(月・祝)、11月4日(振休)
各回午前10時~正午
会場/松戸市民会館 301会議室
※2回目以降は会場変更の場合あり
住所/千葉県松戸市松戸1389-1
対象/小学生親子10組(全3回参加優先)
参加費/無料
電話番号/047-344-2272 NPO法人子どもっとまつど(月・水・金曜午前10時~午後4時)