プロ野球フレッシュオールスター くふうハヤテから2人選出 元公務員の150キロ投手と俊足外野手
■早川太貴投手と増田将馬外野手 ウエスタン選抜で出場へ
日本野球機構(NPB)が、7月20日に開催するフレッシュオールスターの選手45人を発表した。くふうハヤテベンチャーズ静岡からは、早川太貴投手と増田将馬外野手の2人が選出された。くふうハヤテと同じく今シーズンから新規参入したオイシックス新潟からも2人が選ばれ、昨秋のプロ野球ドラフト会議で1位指名された選手は両リーグ合わせて4人が名を連ねた。
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フレッシュオールスターは、くふうハヤテを含めた6球団が所属するウエスタン・リーグと8球団が参加するイースタン・リーグの選抜チームが対戦する。若手有望選手で構成され、今年は7月20日に兵庫県姫路市にある姫路球場で開催される。
ウエスタン・リーグからは22人が選出され、くふうハヤテからは2人が選ばれた。早川投手は北海道出身で、小樽商科大学から北広島市役所に就職。市職員として軟式野球チームに所属しながら社会人硬式野球のウイン北広島でもプレーした。
最速150キロの直球とスプリットを武器に、くふうハヤテでは先発ローテーションの柱を担う。今シーズンは10試合に登板して3勝4敗、防御率3.45。球団初の公式戦となる開幕投手を任された。フレッシュオールスターに選出され「持ち味の真っ直ぐの強さでイースタンの選手に真っ向勝負を挑みます」と意気込んだ。
増田選手は徳島県出身で独立リーグの徳島インディゴソックスから加入した。規定打席には達していないが、打率.275(149打数41安打)で最近は1番打者に定着している。13盗塁はリーグ2位。フレッシュオールスターに向けて「試合では自慢の足を存分にアピールしたいと思います」とコメントした。
■オイシックス新潟からも2選手 ドラ1の新人は計4選手
フレッシュオールスターには、くふうハヤテの選手2人を含めて45人が選出されている。昨秋のドラフト1位の選手はソフトバンク・前田悠伍投手、オリックス・横山聖哉内野手、日本ハム・細野晴希投手、ロッテ・上田希由翔内野手の4人が入った。
今シーズンからイースタン・リーグに参加するオイシックス新潟からは上村知輝投手と小池智也外野手の2人が選ばれた。チームを指揮するのはウエスタンがソフトバンク・松山秀明監督、イースタンが巨人・桑田真澄監督となっている。過去の成績はウエスタン30勝、イースタン22勝、引き分けが6試合。昨年は7-3でウエスタンが勝利している。
くふうハヤテはリーグ戦で16勝42敗4分けと最下位に低迷している。フレッシュオールスターで早川投手と増田選手の2人が活躍し、静岡県に明るい話題を届けたい。
(SHIZUOKA Life編集部)