もんじぇ祭り 物価高、花火にクラファン サポート必要「ユニーク」返礼品も
相模大野の夏の風物詩である「相模大野もんじぇ祭り」が8月30日(土)と31日(日)の2日間に渡り、相模大野中央公園で開催される。アーティストのライブが行われ、飲食店が並ぶ食と音楽の祭典として20年近く親しまれている。例年は10万人以上が訪れている。
そんなイベントの最後を締めくくるのが花火。約10年前からはじまり、多くの人の心に残るものとなっていた。出演アーティストと実行委員長の掛け声で花火が上がる。
だが、昨今の物価高騰の影響があった。「予想以上に物の値段が上がってしまった。正直油断していました」と話すのは同実行委員会の中田和哉さん。昨年度の開催を振り返ると収支は「トントン」。今年度の花火の実施は「サポートが必要な状況」と想定し、今後の持続可能な開催を目指すこともあり、ネットを通じた資金調達、クラウドファンディングを試みることにした。近隣のイベントでの実例を参考に目標金額250万円を設定した。
リターンはオリジナルTシャツやフェイスタオル、トートバッグだけでなく、出演アーティストのサイン入りオリジナルグッズも用意されている。さらにステージ上でアーティストと実行委員長と共に花火のカウントダウンができるという面白いアイデアの返礼品もある。
実行委員長の斉藤誠さんは「フィナーレの花火のために皆様の応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
1000円から応援することが可能。クラファン実施期間は6月30日(月)まで。