【京都】老舗が作る"売切必至"の 和スイーツ『鯛焼き麩』 唯一無二のもちのび食感「麩嘉」
観光地化が進む錦市場の中で、ひときわ異彩を放つ老舗生麩店「麩嘉 錦店」。生麩をそのまま焼き上げた“もちのび食感”の鯛やき麩が大人気です。
老舗が作る"新感覚"和スイーツ
京の台所として知られる錦市場。近年は、海外観光客の増加により、雰囲気も変わり、観光スポットのような様相となっていて、正直少し敬遠される方も多いと思います。
そんな状況ですが、錦市場近くに来たらぜひ寄ってほしい老舗のお店があります。
本店は御所西にある生麩専門店「麩嘉(ふうか)」。、創業約200年、明治天皇のために麩饅頭を作ったことでも知られています。小売のほか、寺院、料亭、日本料理店などにも生麩を卸しており、京都を代表する生麩専門店です。
今回紹介する「麩嘉 錦店」は、錦小路堺町にある小売を主体にした店舗です。
スタイリッシュな店内には、定番の生麩や麩饅頭、乾燥麩などが並びます。
今回は、生麩を使った人気の和スイーツを紹介します。個人的にも好きで、何度も購入している逸品です。
2021年に登場したメニューで、こちらがその和スイーツとなる生麩。これだけ見ても、何か全然わかりませんよね。
生麩を小さめの鯛やき機に挟み、1尾ずつ丁寧に焼き上げています。
1つ280円(税込)。数量限定での販売です。
テイクアウトが中心ですが、テーブル席が1卓だけあるため、イートインも可能です。
今回は、イートインで鯛やき麩をいただきました。お茶を出してくれるのも嬉しいポイント。
包み紙のデザインもかわいらしいです。
鯛やき麩の全体像がこちら。焼きたてなので熱々です。
最大の特徴は、この生地のもちもち感。生地がチーズのようのびて新感覚。
香ばしい焼き目ともっちりとした生地の美味しさは別格で、一般的な小麦と卵の生地では味わえない上品さがあります。
中には、甘さ控えめで粒感のある丹波大納言のあんが入り、生地との一体感も見事です。
老舗生麩屋さんが作る新発想の鯛やき麩。
売り切れ注意、唯一無二の美味しさで、定期的に話題になる人気商品です。
錦市場に来たら、ぜひ立ち寄ってみてください。
店舗情報
店名:麩嘉 錦店
住所:京都市中京区錦小路堺町東入
電話番号:075-221-4533
営業時間:10:00〜17:30
定休日:月曜日
関連サイト:http://www.fuka-kyoto.com/