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<仕事辞めたい>生きる意味がわからなくなった。貯金はあるけど職場は最悪、離婚したい

ママスタセレクト

幼稚園、小学校、中学校と毎日慌ただしい子育て生活を過ごしていると「いつ子育てが終わるんだろう」という思いに駆られているママもいるでしょう。一方でお子さんが大学を卒業したり成人したりすると、子育てもひと段落。次の生活を考えていくステージに入るのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「結婚して20年経った。子どもも成人した」というタイトルでこんな投稿がありました。

『なんか疲れました。子育て=お金と信じ、貯金総額3,000万円を貯めたけど疲れた。仕事のクレーム、同僚の嫌がらせ、仲間外れ。働きたくない。辞めたい』

投稿者さんは今まで生活費や教育費など、家族のためにたくさん働いてしっかり貯金も頑張ってきたのでしょう。辛いことも我慢して働き続け、お子さんも成人して子育てが一区切りつこうとする今、何のために働いているのかわからなくなっている様子がうかがえます。「もう疲れた」と人生を嘆く投稿者さんに、ママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。

友達もいないし旦那ともレスだし、楽しみもない。これからどうしていけばいい?

『友達はゼロ、楽しみはネットとテレビ。旦那もやだ。レスだし、「ババア」と言われたし、離婚したい。無職でも部屋を借りられる方法はあるよね、保証人とかは専門の会社があるよね。田舎に嫁いで車がなければ何もできないし、こんなところ大嫌い。車の値段で部屋一年分の家賃になるじゃん。みんなは離婚する?』

育児に仕事に20年間頑張ってきた投稿者さん。どうしてここまで悲観的になっているかというと、旦那さんとの夫婦関係やお友達や趣味などの楽しみがない日々についても言及していました。また結婚に際して都会から地方に引っ越したことから、都会にあるような刺激やイベントがないことも「つまらない」と感じている様子。子育てをやり切った達成感から結婚生活を継続する意味が見いだせないことで、離婚も視野に入れていることを綴っていました。

『結婚して22年。子どもも2人成人して大学生。再就職して正社員で働いている。でも貯金3000万円もないわ、500万円ほどしかない。そんなに貯められてすごい』

高校や大学などの学費のために、子どもの教育資金を貯めている家庭は多いでしょう。投稿者さんのお子さんが大学生なのか就職しているのかはわかりませんが、すでに成人した上で貯金が3,000万円あるとのこと。これは毎日お仕事や節約、資産運用をかなり頑張ってきたことがうかがえますよね。ママたちからは「うちも子どもが成人したけど、そんなに貯金できているなんてすごいよ」と投稿者さんの努力や頑張りを賞賛している人たちがいました。

子育ても終わって貯金もあるなら離婚して自由になったら?

『いっぱい頑張ったね! お疲れさま! 私も大変なことや頑張ったことはあったけど、あなたほど我慢したり頑張ったりはしなかった。だからまだ少しは我慢して頑張れる。でもあなたは疲れるほどやりきったなら、自由にしていいよ』

『貯蓄あるし離婚できるじゃん! 私もお金の問題さえなければ明日にでも離婚したいわ』

投稿者さんとしては、こんなに家族のために頑張ってきたのに旦那さんから蔑ろにされている状況も、生きる気力を見出せない原因の一つなのでしょう。一般的には離婚をすると一人で子育てをしていけるのか、これからの生活のお金は大丈夫かといった懸念点があると、なかなか決断に踏み切れないもの。しかし投稿者さんの場合はお子さんも成人して貯金もしっかりあるので、自分の気持ち次第で次のステージに進むことも可能ではないでしょうか。ママたちからも「もう十分頑張ったんだから、離婚して自由に生きていったら?」といったコメントが相次いでいました。

『パートにすれば? 私は週3~4日のパートでめちゃくちゃラクだよ』

『それだけお金あるのなら使えばいいのに。お金あっても使えないのはつまらないね』

『お金の勉強をして資産運用を始めたら? 減る恐怖だけに振り回されるよりはいい気がする』

投稿者さんは長年の節約や仕事で貯めた貯金を崩すことや、老後資金などに不安を覚えていることも綴っていました。銀行口座から貯金が減っていくことはたしかに不安かもしれませんが、今は投稿者さんの悲観的な状況を少しでも脱することが大事。パートなどもう少し余裕のある働き方に変えたり、お金の勉強をして資産運用を始めたりするのも、気持ちに余裕がでるかもしれません。またお金を貯める喜びだけでなく、自分の好きなことに使う楽しみを増やしていくことで、投稿者さんの心も豊かになるのではないでしょうか。

これからは自分が「楽しい」と思うことを一つずつ積み重ねていって

『そんなに貯金できたのに不幸せなら、一度仕事を辞めてのんびりしてもいいんじゃない? 親の役目は全うしたんだから、これからは自分にもお金や時間を使いなよ』

『年齢がわからないけど、更年期でメンタルと身体が疲れているのかもしれないよ』

『趣味がないなら自分が楽しめることを探してみたら?』

『ちょうど50歳くらい? まだまだやることいっぱいあるじゃん。仕事の嫌がらせなんて放っておけばいいし、辞めちゃってもいいし、転職してもいい。子どもの大学だってほぼ学費は終わりだし、手が離れて独身時代のように遊べる。何にも縛られなくていいんだよ。これからは自由に生きなよ』

「仕事を辞めてのんびり過ごしてもいいんじゃない?」というアドバイスも寄せられていた今回の投稿。これまでの20年間、家族のために自分の人生を捧げてきたのですから、これからは何にも縛られずに自由に生きていってほしいと願うママたちの声も見られました。またここまで悲観的になっているのは、更年期や心身の疲れも影響しているかもしれません。もっと気持ちが落ち込んでしまう前に、まずは自分が「楽しい」と思うことを一つずつ積み重ねていくことが大事なのではないでしょうか。友達がいなければ、たとえば飲みに行ったり、趣味サークルに参加してみたりして、人と会うことから始めてもいいでしょう。嫌がらせをされている職場なら辞める選択肢もあるのではないでしょうか。

ここまでこんなに頑張ってきたのだから、投稿者さんのこれからも続く人生を「自分のために生きる」という方向性に変えても何にもバチは当たりません。それは今回コメントを寄せたママたちだけでなく、同じように子育てや仕事を頑張っているすべてのママたちの総意ではないでしょうか。離婚する、仕事を辞める、趣味を見つける、友達を作る。投稿者さんの前にはたくさんの選択肢があるはずですから、一つずつ自分の幸せのために進んでいってほしいですね。

文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Michika


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