松居一代、株価大暴落で20億円損失した青汁王子に「投資のど素人」とバッサリ
元女優で投資家の松居一代(67)が、株式投資で巨額損失を明かした“青汁王子”こと実業家・三崎優太氏(35)についてブログで言及している。松居の投資家デビューは27歳の時、バブル前にマンションを4戸購入したのが始まりだ。この投資で大きな利益を得た松居は、その資金をもとに株式投資に進出し、資産を増やした。彼女は長年の投資家経験から、三崎氏を「投資のど素人」と批判し、今後は手を出さない方がいいと忠告した。
【写真】世界的な著名投資家と並び「仲良しで~す」と明かした松居一代
三崎優太氏は、2017年に青汁のネット通販で会社の年商が130億円超を達成し、一躍注目を集めた。しかし、2019年2月に1億8千万円の脱税容疑で逮捕され、同年9月に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。
この出来事を機に、2020年2月に三崎氏は公式YouTubeチャンネル『三崎優太 青汁王子』を開設した。ビジネスとエンタメを融合させた動画が人気を集め、現在のチャンネル登録者数は106万人を超えている。そんな三崎氏が8月、日本の株価大暴落で約20億円もの損失を出したことをSNSで告白した。信用取引による損失補填のため、会社の運転資金に手をつけ、美術品や高級車、土地を売却し、家賃1700万円の超高級マンションも退去せざるを得ない状況に追い込まれた。
その後、35年ローンで1DKのマンションを購入した三崎氏が、引っ越したことが報じられた。その直後だった9月5日、松居一代が「ど素人の青汁王子ちゃん」というタイトルでブログを更新した。松居は8月の株価大暴落について、「プロの投資家にとっては鳥肌が立つほどの絶好のチャンス」と指摘。「その時に損切りをしたり、証券会社から追証を求められるようでは、投資家としては素人です」と厳しく批判した。また、絶好の投資チャンスを逃し、逆に損失を出したことについて「申し訳ないけれど、笑っちゃいます」と述べ、「青汁ちゃんには、投資はやめた方がいいですね」とアドバイスした。
松居が今回、三崎氏に言及した理由は、彼が松居の一人息子とほぼ同じ年齢であり、かつて日本でビジネスのノウハウを教えた弟子(息子の友人)と同世代だったことから、親近感を抱いたためだと明かしている。その弟子は現在、メガバンクから融資を受けられる企業の経営者として成功し、松居も「大したものですよ」と称えていた。
松居が心配しているのは、三崎氏が会社資金を借りたことだ。彼女は「会社の役員が借金をする際は、利息を明記した書面を作成しないと税務署に問題視される」と、注意を呼びかけた。
ブログのコメント欄には、「青汁さんは松居さんのアドバイスを受け入れて再出発すべき」「一代さんの助言が青汁王子ちゃんに届きますように」といった声が寄せられており、今後の三崎氏の対応に注目が集まっている。
画像2枚目は『松居一代 オフィシャルブログ「ど素人の青汁王子ちゃん」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)