宝石泥棒の親子が逃げこんだのは、障がいのある若者たちのサマーキャンプだった!?『サムシング・エクストラ!』
フランスで2024年年間興行収入ランキングNo.1、1080万人動員(フランス国民の7人に1人)、公開から7週連続No.1、公開初日の動員数ではあの『最強のふたり』を大きく上回りフランス映画史上歴代2位。驚異の記録を次々と打ち立て、フランスで<社会現象>となった大注目作『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』が、12月26日(金)より日本公開される。
フランスで2024年No.1の圧倒的大ヒット
物語は、フランスのとある宝石店からはじまる。父親とともに宝石泥棒に入ったパウロは、乗ってきた車がレッカー移動されてしまったことで警察から逃げる術を失い、路上で立ち往生。そんなとき、毎年恒例のサマーキャンプに向け出発しようとしていた障がい者施設の職員が、パウロたちを見つける。「あなた、シルヴァン?」その日から施設に加わる予定だった新たな入所者・シルヴァンとその介助者に間違われたパウロと父親は、意を決してサマーキャンプに紛れ込み、警察の追手から逃れることに…。いま、とびっきり“ゆかいな逃避行”がはじまる。
監督・脚本を務め、劇中では障がい者になりすましてサマーキャンプに身を隠す“やさしい泥棒”を演じたのは、フランスで大人気のコメディアン・俳優・作家であるアルテュス。共演は、ベテラン俳優のクロヴィス・コルニアックとアリス・ベライディ。サマーキャンプに参加する仲間たちを演じたのは、オーディションを通じて選ばれた、実際に障がいを持つ11人のアマチュア俳優たち。脚本は彼らに当て書きされ、11人の自然で生き生きとした演技が、作品全体にあたたかな雰囲気をもたらしている。
自身もパラリンピックやハンディキャップ・インターナショナルのアンバサダーを務め、5年以上前から本作の脚本を書き始めたというアルテュスは本作について、「私はずっと、知的障がいのある人たちがどんなことができるのかを描きたいと思っていました。彼らは、他ではなかなか出会えないような素晴らしい想像力や、魔法のような魅力、時に突拍子もない一面を持っています。私は彼ら“と”映画を作りたかったのであって、彼らに“ついて”の映画を作りたかったわけではありません。障がいそのものがテーマではないんです。この映画はあくまでサマーキャンプの物語で、そこで生まれる日常の瞬間を描いています。ただ、その物語が、普段スクリーンで見かけることの少ない人たちによって紡がれ、演じられることで、何倍も力強くなるんです」「私は、素敵なコメディ、美しい映画を作りたかったんです。太陽の光や喜びが欲しかったし、決して哀れみを感じさせるようなものにはしたくなかった」と強い思いを明かしている。
10月31日(金)より、本作のムビチケが販売開始。にぎやかでハッピーな日本版ポスタービジュアルをいつでも手元に持ち歩けるムビチケ前売券(カード)に加え、特典として「フランス版オリジナルポスタースマホ壁紙」がついてくるムビチケ前売券(オンライン)も同時発売される。
『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』は12月26日(金)より全国ロードショー