【ライブレポート】乃木坂46、ドリフェス初出演!圧巻のパフォーマンスでフロアを圧倒<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>
11月1日から3日まで、千葉・幕張メッセにてテレビ朝日主催の音楽ライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2025」が開催された。
【写真】圧巻のパフォーマンスでフロアを圧倒した乃木坂46(全5枚)
1日目となる11月1日、秋元康の総合プロデュースアイドル「乃木坂46」が出演した。この記事では、同イベントのライブレポートをお届けする。
乃木坂46登場の瞬間、はち切れんばかりの歓声がフロアを駆け抜ける。オープニングは「おひとりさま天国」。軽快なビートに合わせて客席は手拍子とコールで応え、序盤から超大盛況。続く「ガールズルール」でも、サビのたびに合いの手が重なり、メンバーに負けないほどのレスポンスが会場いっぱいに響いた。
「サイリウムとタオルをもっと見せてください!」の呼びかけからなだれ込んだのは「裸足でSummer」。客席は色とりどりのライトとタオルを高く掲げ、掛け声とクラップが波のように広がる。フロア全体がうねりを生み、ムーブメントと呼べる一体感が生まれていく。
今回、ドリフェス初出演となった乃木坂46。メンバーが「今回はじめて乃木坂46を見るよーって人?」と問いかけると、フロアからは大きな歓声。続けて「いつも見てくれているよーって人?」と投げかければ、初見の歓声を上回る雄叫びが巻き起こり、場内の温度はさらに上がる。
熱気を保ったまま披露されたのは名曲「インフルエンサー」。切れ味鋭いフォーメーションと息の合ったダンスに、会場は一段とヒートアップ。続く「制服のマネキン」では、緊張感のあるパフォーマンスでフロアを圧倒し、歓声と拍手が幾重にも重なった。
「Same numbers」では、研ぎ澄まされたダンスワークで魅せ、伸びやかな歌声がホールの隅々まで届く。アウトロが終わると同時に、客席は大きな拍手と歓声で包まれた。
2025年11月26日・27日の卒業コンサートをもってグループを卒業する久保史緒里。MCで「今日、心に残ったアーティストは?」と客席に問いかけると、ステージに出演した多彩な名前が飛び交う。久保が「なんか、みんな忖度しない感じなんだね」と笑うと、場内は大きな笑いと拍手に包まれ、和やかな空気が広がった。
後半ブロックは「きっかけ」から。2016年のリリース以来、大切に歌い継がれてきたナンバーを丁寧に紡ぐと、伸びやかな歌声が会場に響き渡り、多くの観客が静かに聴き入る。余韻を保ったまま「シンクロニシティ」へ。緻密なシンクロと立体的なフォーメーションが決まるたびに歓声とクラップが重なり、一体感は最高潮に達した。
ラストは「Sing Out!」。高揚感あるビートに合わせて客席から大きなハンドクラップが起こり、ステージとフロアのコール&レスポンスが心地よく循環する。感動と多幸感の中、鮮やかな余韻を残してステージは幕を下ろした。