【ミヤネ屋・蓬莱さんが解説】実は天気予報より〇℃も高い!?直射日光の当たる所の気温に要注意!
8月も平年より気温が高く猛暑が続く見通しです。
熱中症の緊急搬送者数は1週間で1万2千人以上にもなり、熱波という気象災害に今年も見舞われています。
天気予報で観測している気温というのは、風通しがよく、地面が芝生、高さ1.5m、直射日光が当たらない条件で観測しています。全国昔からこれで統一しています。
しかし、実際、生活していると、風通しがいいとは限らず、アスファルトの照り返しもある直射日光の当たる所が多くあると思います。
そこで、実際にどれくらい違うのか調査してみました。
大阪市のアメダス気温計のある場所とその目の前の直射日光が当たる道路の上の温度を測ってみました。
(僕がいる場所の後ろにアメダスがあり、白いフェンスが見えています)
同じ気温計ではないですが、それでも約5℃違いました。この分だと住宅地では、もっと暑いでしょう。
真夏の暑さに対して、危機感を高めていただければと思います。
また、地面の温度を日陰と日向で測ってみると、約17℃も違いました!
8/7は暦の上では立秋・・・とはいえ、まだまだ暑さは続きます。日が少しずつ短くなってきますが、昼間の日差しは強烈です。
直射日光を遮るとかなり違いますので、帽子、日傘、部屋のカーテンを活用してください。
こまめな水分と休憩も油断せずとっていきましょう!