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【我孫子市】てがぬまかるたで遊びながら防災・環境保護も学ぼう

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【我孫子市】てがぬまかるたで遊びながら防災・環境保護も学ぼう

我孫子市の市民活動団体「あびこみるみる会」が、手賀沼の魅力と、事故防止と環境保全などを呼び掛ける「てがぬまかるた」を制作しました。

「楽しませる工夫」をすることを楽しむ

2012年に設立された「あびこみるみる会」。

子どもから高齢者まで、誰もが「聞いてみる、話してみる、やってみる」ことで安全と健康に関する知識や知恵を学んでほしいとの願いを込めて、名付けられました。

「楽しみながら学んでほしいです。特に子どもたちは遊び感覚で学べるよう、会員の皆で相談しながら工夫して活動しています。この活動のおかげで、我々の第二の人生も豊かなものになりました」と、会長の小林辰男さんは笑顔で話します。

子どもたちに語りかける小林さん(左)

今まで、命の大切さや防災への備えをテーマにした、人気アニメキャラクターが主人公の映画を、市内の小中学校などで40回以上上映。

高校生には、実際の災害現場の映像などの上映会も開催しました。

保育園や幼稚園では、会員の手作りの紙芝居や創作童話の絵本の読み聞かせなどで、命の大切さやルールを守って仲良く楽しむことの大切さを教えています。

子どもたちも夢中!てがぬまかるた大会

てがぬまかるたは、一昨年に制作・完成。

昨年12月3日、我孫子市立湖北東小学校の学童保育で、2回目のかるた取り大会が開かれ、1年生から3年生までの14人が参加しました。

参加した児童からは「かるたを作ってくれた人の気持ちがうれしかった」「面白かった! またやってください」「ゲームも好きだけど、紙に書かれたかるたも好き」などの感想が聞かれました。

かるた取り大会は好評で、他の小学校からも続々と開催依頼が届いているそうです。

読み札の文面は、ほぼ全て小林さんの創作とのこと。

みるみる会会員の一人によると、「小林さんはかつて東京消防庁に勤務していましたから、災害の怖さと命の大切さをじゅうぶんに実感しています。そういう人の言葉は、子どもの心にしっかりと届きます」と話してくれました。
(取材・執筆/敏恵)

※問い合わせ
電話番号/04-7115-1935 小林

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