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遠征釣行の【キャンセル費用節約術】 予約の仕方次第で負担すべき金額に差

TSURINEWS

遠征でキャッチ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

遠征釣行につきものの、計画中止時のキャンセル費用の節約術をご紹介したい。知ってると知らないとではキャンセル料に雲泥の差が出ることも!?

遠征釣行に中止はつきもの

近場の日帰り釣行であれば、数日前に天気予報を睨みながら計画を立てることもできるが、数カ月以上前から計画を立てるような遠征釣行においては、釣行当日に天候に恵まれるかどうかは宝くじのようなもので、運を天にまかせるしかない。

遠征釣行へGO(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

数日間の釣行予定で凪に恵まれれば幸運だが、残念ながら遠征直前になり悪天候の予報で中止の決断をせざるを得ない場合もある。

ダメージは最小限に

楽しみにしていた遠征釣行の中止は精神的なダメージも大きいが、旅費などで高額なキャンセル費用が発生してしまうと経済的なダメージも大きいので、なるべく最小限に抑えたいものだ。

発生しうるキャンセル費用

船釣りがメインの筆者の場合、キャンセル費用が想定されるのは釣り船代と飛行機代と宿代である。これらの費用を節約するポイントはそもそもの予約方法にあります。

飛行機からの眺め(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

込み込みパックツアーの場合

まず、一番NGな方法は飛行機と宿と遊漁船代が全部含まれているツアーで予約する方法です。すべて釣り専門の旅行代理店におまかせできるので手配は楽ではありますが、一般的には出発日の21日前くらいから、ツアー料金に対してキャンセル料が発生し、出発日が近くなるほどキャンセル料が高額になっていきます。

出発日の数日前ともなるとキャンセル料が70%以上にもなります。これがキャンセル料が一番高くなるパターンです。

一部がパックツアーの場合

二番目は、釣り船は自分で船長に直接予約をし、飛行機と宿はパックで予約している場合です。

この場合、パックツアー扱いになる飛行機と宿の料金について、前述のパックツアーと同じように、出発日の21日前からキャンセル料が発生し、出発日が近づくにつれキャンセル料が高額になっていきます。

釣り船のキャンセル料は釣り船ごとにことなりますが、悪天候による出船不可のケースではキャンセル料を請求しない船長も多いです。

全て個別予約がオススメ

ここまでの文脈でお気づきのかたも多いと思いますが、筆者がおすすめする予約方法は、釣り船・飛行機・宿を個別に手配することです。

福岡空港(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

釣り船については、ブログやSNSから直接船長に連絡を取りますが、苦手なかたは釣り船予約サイトなどを利用してもいいかもしれません。

キャンセルポリシー

ただし、釣り船予約サイトのキャンセルポリシーはしっかり確認しておきましょう。宿は楽天トラベルやじゃらんなどをはじめとする予約サイトで好みの宿泊施設を予約します。必ずキャンセルポリシーを確認しましょう。

荷物受取場(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

キャンセルポリシーは宿泊施設よってかなり差があります。一週間前くらいからキャンセル料が発生する宿もあれば、当日でもキャンセル料が発生しないありがたい宿までありますので、自分たちの都合に合う施設を予約します。

航空券はひと工夫必要

さて、問題は飛行機ですが、JALやANAなど大手航空会社が発売している格安航空券は出発の数日前にはキャンセル料が50%以上というものも多く、リスキーです。とはいえ、キャンセル料がリーズナブルな通常の航空券だと元々の購入金額がかなり高額になってしまいます。

飛行機からの眺め(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

そこで、筆者のおすすめは、株主優待利用か、マイルを利用しての特典航空券です。株主優待の航空料金はかなりリーズナブル設定されています。マイルについては飛行機にあまり乗らないかたでもJALやANAのクレジットカードで貯める方法もあります。これらの方法での予約の場合は出発前であればキャンセル料は1000円から3000円前後以下となっています。

株主優待券は最近メルカリでは販売NGになっているようですが、巷の金券ショップなどでは扱っているお店もあるようです。

次の遠征釣行を

数カ月以上前からスケジュールを立てる遠征釣行には、天候にともなう中止がつきものです。運悪く遠征釣行が中止になっても、キャンセル料を最小限に抑えて、それを軍資金として次の遠征釣行を計画したいものです。

遠征釣行の風景(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>

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