【奈良あじさい】圧巻の「約60種10000株」のあじさいが咲き乱れる「あじさい寺」こと矢田寺【大和郡山市】
【奈良あじさい】圧巻の「約60種10000株」のあじさいが咲き乱れる「あじさい寺」こと矢田寺【大和郡山市】
奈良県大和郡山市の矢田山の中腹に位置する古刹「矢田寺(やたでら)」。
正式名称を「矢田山・金剛山寺(やたさん・こんごうせんじ)」といい、別称「あじさい寺」とも呼ばれる。
その別称のとおり、美しいあじさいの名所として知られ、例年あじさいの見頃にはアジサイ園を開園。
毎年楽しみに訪れる人も多く、県内外からあじさい寺のあじさいを見ようと多くの人が訪れている。
2025年も5月31日(土)より開園し、6月30日(月)まで、色とりどりのあじさいが訪れる人を楽しませてくれる。
矢田寺のあじさいは、1960年頃から植え始め、今や約60種、10,000株のあじさいが咲き乱れる関西きってのあじさいの名所に。
5月中旬に咲き始めるツルアジサイから、9月頃に咲く中国のあじさいまで、いろんな種類のあじさいが長く美しく境内を彩る。
25,000㎡の境内には回遊式の「あじさい庭園」や種類豊富なあじさいが咲きそろう「見本園」もあり、見ごたえじゅうぶん。
色や形も多種多様なので、ぜひ自分好みのあじさいを見つけてみよう。
お地蔵さんとあじさいの心なごむ風景
矢田寺は日本のお地蔵さま発祥の地。
平安時代の弘仁年間に満米上人(まんまいしょうにん)により地蔵菩薩が安置されて以来、地蔵信仰の中心となり、現在も「矢田のお地蔵さん」と親しまれている。
あじさいは、お地蔵さまにちなんで植え始めたそう。
そんな矢田寺では、はなやかなあじさいに囲まれておだやかな表情を浮かべるお地蔵さまというなんとも心が和む光景が見られる。
本堂やあじさい園までは長い階段を登るので、歩きやすい服装と靴で訪れることをおすすめ!
あじさいとお地蔵さまに癒されて、雨の季節を楽しもう♪
本堂特別拝観・閻魔堂特別開扉
あじさいが見頃を迎えるこの時期には、本堂特別拝観と閻魔堂特別開扉が行われる。本堂には本尊・地蔵菩薩立像はじめとする多くの文化財が安置されているので、この機会にあじさいとあわせて貴重な文化財を鑑賞しよう。
●本堂特別拝観
・開催日時
2025年5月31日(土)~6月30日(月) 9:30~16:30(拝観受付は16:00まで)
・料金
500円
●閻魔堂特別開扉
・開催日時
2025年5月31日(土)~6月30日(月) 9:30~16:30
・料金
無料
矢田寺
●住所
奈良県大和郡山市矢田町3506
●電話
0743-53-1445
●入山料
大人700円、小学生300円
●駐車場
近隣の有料Pを利用
●公共交通機関でのアクセス
近鉄郡山駅より「矢田寺」行き または JR大和小泉駅より「近鉄郡山駅」行きに乗り、「横山口」で下車
※6月7日~6月22日の土日のみ 「近鉄郡山駅」 ~ 「矢田寺前」 間の臨時バスが運行
近鉄郡山駅発 9:05、10:05、11:05、 12:40、 14:05、15:05
矢田寺前 発 10:30、11:30、13:05、 14:30、 15:30、16:25
バスのお問い合わせ)奈良交通テレフォンセンター(0742-20-3100)まで