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『モータルコンバット2』真田広之も帰還の初画像 ─ スコーピオンが物語の鍵に

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Get Over Here! 人気格闘ゲーム実写映画の続編『モータルコンバット2』より、劇中カットが米を通じて公開された。今や「SHOGUN 将軍」で世界の宝となった真田広之が演じるハサシ・ハンゾウ/スコーピオンの新たなる勇姿もあるぞ。

新キャラクターとして登場するキタナ(デライン・ルドルフ)、アウトワールドの支配者シャオ・カーン(マーティン・フォード)、そして「ザ・ボーイズ」カール・アーバンが演じるジョニー・ケイジの姿も見られる。ジョニー・ケイジの背後には、前作から続投となるリュウ・カン(ルディ・リン)、ジャクソン・“ジャックス”・ブリッグス(メカッド・ブリッグス)、ソニア・ブレイド(ジェシカ・マクナミー)も見ることができる。

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ジョニー・ケイジは、この続編の中心的なキャラクターとなるようだ。彼はこの超暴力世界に投げ込まれた、落ちぶれたハリウッド・スターで、「ある意味、ゲーム版とは別の設定」と原作ゲームを手がけるエド・ブーンは語っている。テスト試写では、ジョニー・ケイジが「最も大きな笑い」を起こしたキャラクターになっていたと表現していることから、コメディの役割を担うことになりそうだ。

もっとも、サイモン・マッコイド監督は「ただ単に馬鹿馬鹿しいコミック的なキャラクターにはしたくなかった」とこだわりを解説。「そういうチープさに偏りすぎてしまうと、あっという間に軽薄で捨てられるようなキャラクターになってしまいますから。この役にカール・アーバンを起用したことで、もっと深みをもたらすことができました」。

前作ではスコーピオンとサブ・ゼロ(ジョー・タスリム)の決闘が描かれたが、続編でこれは物語の中心にはならないという。スコーピオン役の真田広之は以前、続編の出演時間について「10分ですよ、10分(笑)」とのだが、しかし重要な役として尊重される模様だ。「別のストーリー上において、極めて必要な形で姿を表します」とブーンは話している。「彼は別の役割を担っています。“シャオ・カーンと戦う“スーパー・フレンズ”の一員にはならない。しかし、彼の存在は物語の鍵であり、とある部分において必要不可欠となります」。

『モータルコンバット2』は2025年10月24日、米国公開予定。

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