小学生女子軟式野球の日本一決める「NPBガールズトーナメント」 静岡県予選の組み合わせ決定
■静岡県代表をかけて4チーム出場 6月2日に準決勝と決勝
小学生の女子軟式野球チームの頂点を決める「NPBガールズトーナメント2024全日本女子学童軟式野球大会」の静岡県予選大会の組み合わせが決まった。昨年頂点に立った中部ガールズクラブ(中部地区)を含む4チームが、全国大会出場切符をかけて6月2日に戦う。
今大会には、以下の4チームが出場する。6月2日に準決勝2試合と決勝を実施。会場は浜松いわた信用金庫レクリエーションセンター野球場で、8日に予備日を設けている。
【準決勝第1試合(午前9時半から)】
中部ガールズ野球クラブ(中部地区)VSかぐや富士ジュニア(東部地区)
【準決勝第2試合(午前11時半から)】
遠州ヤングガールズ(西部地区)VS静岡イーストエンジェルスジュニア(東部地区)
【決勝(準決勝第2試合終了30分後)】
第1試合の勝者VS第2試合の勝者
■NPBガールズトーナメント “47都道府県制覇”は目前
昨年の静岡県予選も4チームが参加し、中部ガールズ野球クラブが決勝で静岡イーストエンジェルスに勝利した。中部ガールズ野球クラブは全国大会の初戦でしまねイザナミガールズ(島根代表)に13-2で勝利したが、2回戦で京都ガールズ(京都代表)に1-5で敗れた。
今年で12回目を迎えるNPBガールズトーナメントは女子野球の裾野を広げる目的で、2013年に始まった(2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止)。最大の特徴は、女子選手だけのチームという点にある。
女子野球は阪神、西武、巨人といったNPB球団が公認する女子チームができたり、高校の決勝戦が甲子園で開催されたりするなど、関心が高まっている。競技人口や高校野球のチーム数も増加している。
その動きは小学生にも広がり、NPBガールズトーナメントの参加チームも増えている。第1回大会は29都道府県に開催地の東京都を加えた30チームだったが、昨年は開催地枠とNPB推薦枠の2チームを含めて46チームまで増加。“47都道府県制覇”は目前まで来ている。静岡県代表は第1回大会から出場し、2017年の第5回大会では静岡イーストエンジェルスが全国制覇している。
今年のNPBガールズトーナメントは7月27日から8月1日まで、石川県で開催される。静岡県の代表は6月2日に決まる。
(SHIZUOKA Life編集部)