「アツロウ タヤマ」がパリに続いて東京で2025年秋冬コレクションを発表
「アツロウ タヤマ(ATSURO TAYAMA)」は、今年3月にフランス・パリで発表した2025年秋冬コレクションを東京・青山で展示会形式で披露した。今シーズンは、金粉を蒔いて漆器などを修復する日本の伝統技法「金継ぎ」と、ガーデニングやクライミングで使われる固定具の金属製リング「カラビナ」をテーマに掲げ、ワークスタイルとストリートスタイルの要素をハイブリッドさせ、モードを感じさせながらソフトアヴァンギャルドなコレクションに仕上げている。
まるでアブストラクト・アートのようなグラフィックが施されたニットのトップスは、「金継ぎ」からインスパイアされた今シーズンをもっとも象徴する1枚だ。モノトーンの中にゴールドやシルバーが美しく映えており、たっぷりとしたボリューム感もモダンな印象を演出する。
田山淳朗がガーデニングから着想したブランド「アートオブガーデン(ART OF GARDEN)」でも頻繁に用いられている「カラビナ」は、ワンピースの肩紐やパンツの裾を止めるパーツとして使われている。大ぶりでインパクトがあり、パンクとまではいかないが、ハードな印象を与えてくれる。
今シーズンはトラッドの要素をベースにしたアイテムもラインアップしている。スタジアムジャンパーをベースにしたジャケットやラガーシャツはアメリカントラッドを感じさせ、アーガイルチェックやタータンチェックのニットは正統派のブリティッシュトラッドだ。
また、今シーズンはAIでパターンを作製したプリントを採用した。従来のプリントでは表現できない色数や柄域を自由に表現できたという。アウターも充実しており、複数の素材を組み合わせたブルゾンは今シーズンのマストアイテムのひとつだ。上質で着る者を選ばない、「アツロウ タヤマ」らしいデザインに仕上がっている。
ATSURO TAYAMAオンラインショップ:https://www.crossplus.jp/shop/at/