まちなかが舞台!「なおえつ うみまちアート」開幕
上越市直江津地区のまちなかを市民や作家による絵や現代アートなどで飾る「なおえつ うみまちアート」が、24日(土)から始まりました。
期間中は会場を訪れた人が巨大なボードに絵を描いてひとつの作品にするなど、さまざまなワークショップが行なわれます。
「なおえつうみまちアート」は、直江津地区のまちなかに絵を飾って盛り上げようと4年前から毎年、開かれています。期間中は地元の園児や児童、作家などによる絵や現代アートなどが直江津屋台会館や直江津ショッピングセンター、海岸などに飾られます。
初日の24日(土)はオープニングセレモニーが開かれ、実行委員長の重原稔さんが町内会長や参加アーティストなど、およそ100人を前にあいさつしました。
うみまちアート実行委員会 重原稔 実行委員長
「皆さんから多くの協力と地域企業の応援がなければ実施できないイベント。新しいチャレンジが広がる取り組みをしていく。」
期間中は週末を中心に絵や茶わんなどを作るワークショップが開催されます。その1つが「イカす壁画チャレンジ」です。壁に見立てた白いボードが西本町3丁目交差点近くの広場に設置されています。大きさは縦1メートル80センチ、幅9メートルです。このボードに色水の入った水風船を投げたり、水鉄砲で打ったりして1つの抽象画を作ります。
24日(土)、25日(日)の2日間は、小学校低学年以上を対象に行なわれました。
参加した小学生
「ピンクなどの色を白い壁にやったのが楽しかった。虹色きれい」
参加した大人
「普段子どもたちと遊ぶ経験がないのでアートを通して子どもたちと体験ができていよかった」
この作品づくりは今週末は小学校高学年以上、来週末は中学生以上を対象に行われます。参加費は無料です。
この作品づくりを企画したのは地元の現代美術家の相馬久人さんです。相馬さんは参加者が自由に色付けしたボードに手を加えて1つの作品になるよう仕上げていきます。
現代美術家 相馬久人さん
「東西は地元の人が通る。南北は水族館を中心とした観光客が通る交差点。異なるエネルギーが交差する魅力的な場所。美術に対する入口みたいなものが作れたらと思った。ぜひ通りがかりの人も楽しんでほしい。」
「なおえつうみまちアート」は来月16日まで開かれます。詳しくは公式サイトをご覧ください。また、イベントに合わせて毎年恒例のスタンプラリーも実施されています。スタンプを全部集めると直江津のお店で使える500円券がもらえます。先着800人です。