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この春注目!「福岡はなみずき通り」に期待の新店ラッシュ。

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絲 店内

これまで桜坂って、地下鉄の駅がある割には飲食店が少ない印象でしたよね。でもここ数年「焼鳥 玉わ」とか「すき焼き ほほほ」、そして同じビルにあるワインバー「N+(エヌプラス)」、スイーツの「AZUL(アズール)」など、少しずつお店ができてきました。
そしてここのところ桜坂駅から筑紫女学園の前を通ってけやき通りに抜けるはなみずき通りがにわかに活気づいてきています。

春吉にあった「女とみそ汁」が一昨年はなみずき通りに移転したのはまだ記憶に新しいことと思います。そして昨年の10月には「パティスリー オーフィルドゥジュール」が同じ通り沿いではありますが、もう少し桜坂駅寄りに広くカッコよく、そしてイートインスペースまで作って大変身移転しました。

そしてその「オーフィルドゥジュール」があったところに3月にオープンしたのが「絲(いと)」という1階はお茶とお酒、2階は着物のレンタルと着付けをしてくれるお店です。お昼から開いてるのでご近所のママさんたちのティータイムにもよいですし、赤坂や警固で食事した後にお酒を飲みに行くのもよいでしょう。また、特筆すべきは桜坂エリアの老舗町寿司「彦寿し」の出前が取れるんです。これもまたポイント高めですね。

この店の真裏には「オーフィルドゥジュール」が工房として使っていた物件があったのですが、そちらには6月に赤坂にある日本茶の店「万(よろず)」の2階で営業している小皿日本料理の店「しとらす」が移転してきます(5月末までは現在の場所で営業)。「しとらす」には私もときどきお邪魔していますが、丁寧に作られたやさしい味の料理がしみじみうまい大人の隠れ家です。店主から1年くらい物件を探していたと聞きましたが、遂にいい物件との出会いがあったようで今からオープンを心待ちにしています。ちなみに赤坂では紹介制でしたが、桜坂のお店は誰でも利用できるようになるそうです。

移転前の「しとらす」の料理例。砂糖を使わない身体にやさしい料理。

そしてもう少し筑紫女学園の方に行ったところに4月下旬にオープンするのは、けやき通りで人気を博しているナチュラルワインとフレンチ「ル・ルビー」の2号店「VIVANT」。こちらの店は本店よりは軽めの小皿料理とナチュラルワインを出すワインバーだそうで、料理に関してはスパイスやハーブをふんだんに使ったワインに合うものを準備するのだとか。ということは、「ル・ルビー」では料理にワインを合わせ、こちらではワインに料理を合わせるという考え方なのでしょう。いずれにしても「ル・ルビー」のことですから料理もワインも、こだわり、味わいは間違いないと確信しています。

これら3軒ができるエリアからけやき通りに向かって歩いていくと、ちょっと路地に入ったあたりにも店があったりして、新旧混じりながら徐々に桜坂とけやき通りがつながってきた印象ですね。

弓削聞平
福岡のグルメ系エディター。グルメ雑誌「epi」「ソワニエ(現ソワニエ+)」「UMAGA」の創刊編集長。「ぐる〜り糸島」「私、この店、大好きなんです。」「福岡気軽で楽しい町の寿司屋」などを多数編集・発行。

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