スターバックスがハリウッド進出、キアヌ・リーブスと共にドキュメンタリー作品を製作へ
『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブスが、スターバックスによる映像製作スタジオ「Starbucks Studios」と共にドキュメンタリー作品『Madwoman’s Game(原題)』のプロデュースに関わることが分かった。米が報じている。
『Madwoman’s Game』は、若きラテン系チェス愛好家のビアンカ・ミッチェル-アヴィラが、ゲームというレンズを通して人生の教訓を探っていく旅を描く作品。メガホンを取るのは、シェフ、グルメ番組司会者として知られた故アンソニー・ボーディンのテレビシリーズ「アンソニー世界を駆ける」「アンソニー世界を喰らう」などを手がけたザック・ザンボーニ。撮影監督としてのキャリアも豊富で、ジョン・レグイザモの監督デビュー作で、高校生のチェスチームを描いた『Critical Thinking(原題)』でも撮影を担っている。
キアヌは『Critical Thinking』のプロデューサーでもあるカーラ・バーコウィッツとともにエグゼクティブプロデューサーとして参加。米コーヒーチェーン最大手のスターバックスによる「Starbucks Studios」や、制作会社「Sugar23」「UltraBoom Media」も製作総指揮に加わっている。いわば本作は、スタバのハリウッド進出第1作ともなる。
「Starbucks Studios」は、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)のプロデューサーであるマイケル・シュガーが創設した映像制作スタジオで、シュガーがCEOを務める「Sugar23」と協業を行う初の作品として本作が製作される運びとなった。
キアヌ・リーブスは自身のバイクメーカー「Arch Motorcycle Company」の共同創設者とともに「創造性」について追い求めるドキュメンタリー企画もさせている。スターバックスと共に手がける『Madwoman’s Game』でも、その知見や実績が発揮されるかもしれない。
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