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2日酔い対策に欠かせないオルニチンがきのこにはしじみの5~7倍!?

文化放送

野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて身体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。

今週は、医療法人社団康梓会 SAWAKO CLINIC x YS統括院長の日比野佐和子先生に「腸内環境改善」というテーマで話を伺った。

代謝が低下する冬の時期は免疫細胞の働きも悪くなりやすく、病気に対する抵抗力が下がりやすい季節でもある。また、冬の時期は副交感神経の働きが低下して、小腸や大腸の筋肉が収縮を繰り返す「蠕動運動」が低調になるので、気付かないうちに体内の水分が失われ、便秘にもなりがちだそうだ。つまり免疫機能の集中する腸内環境が乱れると、感染症や風邪を引きやすくなってしまうということだ。

健康の要と言われる腸内環境。腸には免疫細胞の7割が集まっていると言われているが、腸内環境をよくすることのメリットは様々。「免疫力UP」。「便秘の解消・代謝がよくなる」。「アレルギー症状の改善」。「栄養素の吸収がよくなる」などなど。

また、「肌がきれいになる」、「健康的な身体の基礎作り」にも効果があるという。

では、腸内環境が悪化した際のデメリットやその改善方法について日比野先生に聞いた。

邦丸「腸内環境が良くなるといろいろなメリットがある。逆に、腸内環境が悪くなってしまうとどんなことが起きるんでしょうか」

日比野「冬は腸内環境が悪化しやすくなるんですけど、便秘や下痢を引き起こす原因になるので、こういったことで脱水症状が起きたりします。これは寒さや運動不足、急激な寒暖差、水分不足などが原因で自律神経が乱れ、腸の働きが鈍くなることが主な理由になるんです。

腸内環境が悪化すると、消化・吸収・排泄がうまく行われなくなるので、下腹部の張りや腹痛などの症状を引き起こす可能性があります。また、免疫機能の集中する腸内環境が乱れることで、感染症や風邪にかかりやすくなります」

邦丸「腸は栄養の入り口とも言われていますが、腸内環境を良くするには、どんな食事を心がければ良いのでしょうか?」

日比野「腸内環境を整えるには様々な方法があるんですけれども、毎日決まった時間に起きて朝の日を浴びて適度な運動をしたりすることが有効です。また、朝起きて水を飲んだり、朝食をしっかり食べて腸に刺激を与えることも大切です。さらに腸内環境を整えるには、善玉菌を増やす食品や食物繊維を多く含む食品を食べる事が大切です。食物繊維は便のカサを増やしてくれるので、腸の老廃物の排出を促したり、善玉菌のエサとなって善玉菌を育てて増やしてくれるので、腸内環境を整えてくれます。また食物繊維をとることで、腸内細菌によって腸を健康に保つ働きが期待できる「短鎖脂肪酸」が増加します。ちなみに、きのこを摂ることで、短鎖脂肪酸が増加することがわかっています」

邦丸「「食物繊維」の豊富なきのこを摂り入れた食事でお肌の腸内環境改善にも効果が期待できますね」

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