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梅雨のじと～っとした蒸し暑い日は不快指数がMAX…そんな気分を爽やかにしてくれるのが、冷たくてさっぱりしたスイーツ。

なかでもソフトクリームは適度に水分を含んでいて、濃厚なフレーバーでも尾を引かず後味さっぱりで食べられるのが魅力。

今回は、富山駅から歩いて10分ほど、富山市城北町の日本茶店「青山茶舗」で食べることができる、お茶のプロが作る抹茶ソフトクリームを紹介します。

地元で80年以上愛される老舗茶葉店の抹茶ソフト

青山茶舗は、80年以上前から地元の富山市で愛される日本茶とコーヒーの店。現在の店主は3代目、古くからの住宅街で歴史を重ねる老舗の茶葉店です。

そんな茶舗ならではの香りのよい抹茶を使用した人気の商品が抹茶ソフトクリーム。このソフトクリームのためにわざわざ店を訪れる客も少なくありません。

抹茶は抹茶でも、使用する抹茶はソフトクリームに合うものを厳選。香りがよく、苦みが控えめのものを使用し、食べやすくなるように考えています。

ミルクとの配合率は37年変えておらず、長く客に愛される味です。

20年以上も据え置きの200円

味と価格に込めた客への感謝の想い

お茶のプロがソフトクリームに合った抹茶を目利きしているとあって、青山茶舗の抹茶ソフトは濃厚なのに苦さが控えめなのがポイント。小さな子供が注文していくことも多いんだとか。

「みんなにお茶に親しんでもらえたらうれしい」

こう語るのは、店を受け継ぐ3代目店主の青山さん。

その気持ちはソフトクリームの価格にも反映されています。なんと値段は20年以上据え置きの200円。

「みなさん足代を使ってお見えいただいていますので、そのサービス料と思ってください」

駅からは少し離れた、アンダーパスの側道沿い。決してアクセスしやすいとは言い難い店にわざわざ足を運んでくれる客への感謝とやさしい思いやりがにじみます。

もうひとつの人気商品

みっちりソフトクリームが詰まった「アイスもなか」

そんな青山茶舗のもうひとつの人気スイーツが「アイスもなか」。

もなかを切ってみると…

みっちりと隙間なくアイスが詰まっているのですが、この香ばしいもなかの中に入っているのはソフトクリームなんです。

アイスもなかはソフトクリームよりもさらにリーズナブル！

バニラ、抹茶、ミックス、小豆入りの“あずき・ダ・茶”の4種類あって、どれも150円（税込）です。

こちらも20年以上前から販売されていますが、青山さんのこだわりはソフトクリームをみっちり詰めること。

満足感あるボリュームとお手頃な価格から、手土産や自宅用の持ち帰りに買い求めていく人も多い人気の品です。

お茶の老舗店でお茶のプロがつくるソフトクリームとアイスもなか。

ちょっと懐かしい雰囲気も手伝って、梅雨のジメジメした気分も吹っ飛ぶ満足感を得られそうです。

店舗情報

【銘茶&COFFEE 青山茶舗】

住　所　富山県富山市城北町21-6

営　業　9:00～19:00

定休日　不定休

出典：KNBテレビ「いっちゃんKNB」
　　　2024年5月30日放送
記事編集：nan-nan編集部