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やす子は「命の恩人」 救命処置を受けて助かったバンドマンが「性格を悪く言う人がいますがありえない」

Techinsight

営業先で先輩芸人に可愛がられるやす子。9日にはXで「SNSは明るい言葉を発信したいと思っている」と明かしていた(『やす子 X「早坂営業の合間に村上隆展に行ってきましたよ~」』より)

お笑い芸人・やす子を「命の恩人」と称するXのポストが話題を集めている。フワちゃんとの騒動で被害者となったやす子に対して、ネット上では心ないコメントが相次ぐ中、やす子への感謝の思いを綴ったこの投稿が、多くの人の心を打っているようだ。

やす子の所属事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ」はフワちゃんと本人が直接会って話したことを明かし、やす子自身も今後もポジティブな発信を続けると表明するなど、騒動は収束に向かっているようだ。一方で、レギュラーのラジオ番組降板など仕事に大きな影響が出てきたフワちゃんに対して、ネット上では「やす子が芸人らしく返事ができたら、こんな大事にはなっていなかった」「笑いに昇華できなかったやす子が悪い」とやす子を非難する声が見受けられる。

そうした中、東京都内を中心に活動している4人組バンド「Mrs.シラストーム」のメンバーがXで9日、昨年12月30日に急性アルコール中毒のため駅前で倒れ、偶然にもその場に居合わせたやす子から救命処置を受けて助かったことを明かしている。彼はメンバーらとお酒を飲んだ後、路上で仰向けに倒れ、意識を失い動けなくなってしまった。後にメンバーから聞いた話によると、彼を起こそうとするも持ち上げることができずにいると、やす子に声をかけられたという。そして男性2人でも動かせなかった彼を軽々と持ち上げ、移動させると「大丈夫ですか」と声をかけられ、この後どうすればいいかなど的確な指示をくれたそうだ。当時、一緒にいたメンバーがXでリポストしているが、本人はすぐに救急車で搬送され、自分も一緒に乗ったので「お礼も言えずにすみませんでした」とやす子にメッセージを送っている。

「僕はやす子さんのおかげで命があります」という急性アルコール中毒になった本人は、「いつもの迷彩服を着ていたので、仕事終わりで疲れていたにも関わらず、こんな見ず知らずの人を躊躇なく救ってくださる素敵な方」とやす子への感謝を伝えるとともに、「なぜか今回の件で、やす子さんの性格を悪く言う人がいますがありえないです」と断言した。

するとこのポストに、「おおお! あの時の方! 無事で良かったです!」とやす子が反応。彼は「あの時は助けていただいてありがとうございました! やす子さんのおかげで無事に帰宅する事ができ、今も何事もなく過ごせてます」と綴り、いつか直接会って感謝を伝えたいと思いを吐露した。

彼の証言は、ネット上で広がるやす子に対するバッシングを覆すものであり、彼女の優しさや思いやりの心を証明する出来事だ。今回の騒動を通じて、やす子の真の人物像が浮き彫りになったのではないだろうか。

画像は『やす子 X「早坂営業の合間に村上隆展に行ってきましたよ~」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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