土地家屋調査士会城北工高で出前授業 測量技術を伝授
神奈川県土地家屋調査士会県西支部(山口宏幸支部長)が1月31日、小田原城北工業高校の建設科1年生17人に「出前授業」を開催した。
授業では土地家屋調査士の仕事内容や報酬などを紹介したのち、屋外で測量機器を使った実習が行われた=写真。
実習で生徒たちは図面を見ながら距離や長さを正確に計測し、地面に座標を打ち込んだ。授業を受けた我那覇璃晏さんは「土地家屋調査士という仕事をあまり知らなかった。将来の候補として考えたい」と話した。山口支部長は「業界では高齢化が進んでいる。仕事を知って、目指してくれる人が増えれば」と語った。