「強い警察」体現 赤穂署で「術科始め式」
赤穂警察署(棟廣正幸署長)の「術科始め式」が7日、加里屋中洲の同署道場であり、署員らが武道の紅白戦で日頃の鍛錬成果を披露した。
警察官は心身の鍛練と職務に必要な技能を習得するため、武道や拳銃操法、救急法などの術科訓練に努め、同署ではその成果を発表する場として例年「術科始め式」を行っている。
この日は棟廣署長が「日々精進している成果を発揮して『強い警察』を体現してほしい」と訓示。来賓が見守る中、剣道、柔道、逮捕術の計6試合で熱戦を繰り広げ、気合いのこもった技や豪快な一本に拍手が送られた。
選手宣誓した刑事生活安全課の魚田恭佑巡査長(27)は逮捕術で勝ち星を挙げ、「赤穂市民の安全安心を守っていけるように、これからも訓練を頑張りたい」と意気込みを示した。