中央小4年生 絵本作り「協力に感謝」 関係者に活動報告
市制70周年にちなんだ絵本作りに協力した人たちにお礼を伝えようと、中央小学校の4年生が2月26日、「感謝の会」を開いた=写真。
児童たちが作成した絵本「はるかとはるとのさがみはらだいぼうけん」は、相模川ふれあい科学館や相模湖など市内のさまざまな場所を巡る物語。市内在住の絵本作家・とどろきちづこさん、市印刷広告協同組合(日相出版)らの協力で昨年11月に完成した。感謝の会にはとどろきさんらのほか、絵本に登場する市のマスコットキャラクター「さがみん」も参加した。
児童たちは学習成果や作成した絵本についてスライドや劇、ゲームなどを通して発表。保護者や関係者に自分たちの成長を伝えた。同組合の荒井慶太副代表理事は「デジタルとアナログを融合し、ここまでの表現力でプロジェクトを進めていくというのは、他の学校ではあまりないのでは」と感激した様子。とどろきさんは「絵本を作って終わりではなく、こうしてまとめられていてすごいなと思った」と話していた。
司会を担当した児童のひとり、平泉智子さんは「普段できないことをみんなで楽しくできた」と話し、「慣れていない私たちに明るくラフに教えてくれた」と関わった人々に感謝した。