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糸島半島最西端にある人気ポイント!「福の浦漁港」【福岡県糸島市】

フクリパ

糸島半島最西端にある人気ポイント!「福の浦漁港」【福岡県糸島市】

キャンプに代表されるアウトドアブームの中、ここ数年で一気に増えた釣り人口。みなさんの周りにも釣り好きな人は多いのではないでしょうか?このコーナーでは福岡市内から気軽に行ける、フクリパおすすめの釣りスポットをご紹介します。あなたも福岡の海や川や池で大物をゲットしてみませんか?

この記事の目次

福の浦漁港について福の浦漁港で釣れる魚福の浦漁港は、牡蠣小屋で有名な岐志漁港から車で約7分福の浦漁港の釣りポイントメインの堤防船溜まりエリア福の浦漁港近くのおすすめスポット

福の浦漁港について

今回ご紹介するのは福岡県糸島市にある「福の浦漁港」。

糸島半島西端に位置しており、過去記事でも取り上げた牡蠣小屋で有名な岐志漁港の付属的な港で、小規模ながらも自然豊かな景観が魅力の漁港です。

背後には立石山の奇岩がそびえ、沖には幕末の英雄・高杉晋作ゆかりの姫島が浮かぶ風光明媚な場所にあります。

漁業施設は漁師の倉庫が主で、漁船も数隻と、のんびりとした雰囲気が特徴です。

 

 

福の浦漁港で釣れる魚

秋はアオリイカの数釣りベストシーズン!

画像出典:phtoto AC(No.4825859)

 

 

福の浦漁港は堤防と砂浜が隣接しており、足場が良いのでお子様でも楽しめる釣り場です。
堤防からはアジ、キス、カレイ、メバル、カサゴ、アイナメ、チヌ(クロダイ)、アオリイカ、タコ、ハゼなどが狙え、季節によってはヤズやサゴシなどの青物も狙えます。

特に秋はアオリイカの数釣りが狙えるシーズンとなり、堤防には「エギング」という釣り方でアオリイカを狙う釣り人の姿も多く見られます。

 

福の浦漁港は、牡蠣小屋で有名な岐志漁港から車で約7分

 

それでは福の浦漁港へのアクセスをご紹介します。
福岡市方面より西九州自動車道「前原IC」を下車して糸島市内に入り、県道54号線を観光名所としても有名な「芥屋大門」方面に進みましょう。

 

すると途中に真っ赤な「岐志のカキ」の看板が現れるので、看板に沿って岐志漁港へと進みます。

 

 

岐志漁港を通り過ぎ、糸島サンセットロードをそのまま西へと進みます。

 

 

すると左手に美しい砂浜が見えてきます。もうしばらく進むと左手に福の浦漁港が見えてきます。

 

 

ようやく福の浦漁港に到着。ここまで福岡市都心部から約1時間ほどでした。
有料駐車場に車を停めて、利用料(一台あたり300円)を支払い、釣り場へと向かいましょう。

 

 

駐車場のそばにはトイレが完備されています。釣り場にはトイレがない所も多いので、とてもありがたい存在なのです。

 

 

なお、堤防には密猟禁止の看板が掲示されています。くれぐれもルールやマナーを守って釣りを楽しみましょう。

 

福の浦漁港の釣りポイント

それでは、あらためて漁港全体を見てみましょう。

 

 

福の浦漁港は比較的小さな漁港となっており、沖に伸びる全長約130mの堤防がメインの釣り場となります。


また、漁港内の船溜まり付近も釣りはできますが、漁業関係者のご迷惑にならないようくれぐれもご注意くださいね。

 

 

メインの堤防

 

駐車場と堤防は隣接しているので、車から釣り場まであまり歩かなくて良いのもうれしいところ。

 

 

外海側はこのように大きめの岩が積み上げられています。

 

 

このメインの堤防は直線ではなく、少し複雑な形状をしています。足元に段差があるので歩く時はご注意を。

 

 

福の浦漁港の水深は全体的に浅めですが、堤防の先端部分は最も水深があり、潮の流れが早い一級ポイントとなっています。外海側・内海側どちらの方向も狙えますよ。

 

 

船溜まりエリア

 

漁港内の船溜まり付近は足場が低いので、お子さん連れのファミリーフィッシングに最適なポイントです。ただし、船の通行には十分注意してください。

 

 

この船溜まりの堤防は長さが80mほどあり、足場もフラットなコンクリートになっているので、とても釣りやすいです。

 

 

ちなみにこの堤防は長い砂浜と隣接しており、釣りと水遊びを一緒に楽しめる場所として、夏には人気のスポットにもなっています。

 

 

玄界灘に面した海の色は美しいエメラルドブルー。水面を覗いてみるとイカの子供の大群が泳いでいました。

 

 

黒い汚れは「スミ跡」と言い、釣り上げた後のイカがスミを吐き出した跡。すなわち、このスミ跡がたくさんある場所は「イカが釣れるポイント」なのです。

 

 

この日は漁港全体にカタクチイワシの大群が入っていて、至る所でボイル(大型の魚が小魚を追い詰めて捕食する際に、水面が激しく波打つ現象)が数多く見られました。

 

 

あまりのボイルの多さを見て、取材していた筆者もちょっと釣りをしてみました。
ライトタックルに小さなメタルジグというルアーをセットして、ボイルが出た付近を狙っていると、あっという間に50cmほどのシーバスが数本ヒットしました。
しかし、取り込む際に痛恨のバラシ・・・残念ながら写真に収めることはできませんでした(ガッカリ)。

 

福の浦漁港近くのおすすめスポット

 

福の浦漁港の近くにあるのが、天然塩「またいちの塩」の製塩所「またいちの塩 工房とったん」。
ここでは「またいちの塩」を購入できるだけでなく、工房の塩の風味を活かした自家製プリンが味わえる糸島屈指の人気スポットです。

「またいちの塩 工房とったん」までは漁港横の道を5分ほど歩けば到着します。

 

 

平日の夕方でもご覧の盛況ぶり。ここでは定番の「塩をかけて食べるプリン」をはじめ「塩釜ゆで卵」「塩屋のコーヒー牛乳」など、またいちの塩を使った様々なオリジナルメニューが楽しめます。

 

 

この日は季節限定の「塩ソフトクリーム」をオーダーしてみました。

工房の敷地内には海に面した木材のベンチが置かれており、目の前に海が広がる絶景のロケーションが堪能できますよ。


【またいちの塩 工房とったん】

■住所:福岡県糸島市志摩芥屋3757
■営業時間:10:00〜17:00
■定休日:年末年始
■TEL:090-7158-8931
■公式サイト:https://mataichi.info/

 

 

ということで、今回は糸島半島の最西端にある「福の浦漁港」をご紹介させていただきました。

 

福の浦漁港のまわりには、岐志漁港や船越漁港、加布里漁港といった優良ポイントも点在しており、魅力的なショップもたくさんあるので、糸島ドライブがてら、いろんな釣り場を回ってみるのも楽しいと思います!

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