15年目の福島現地の声 市民会館で上映・講演会
東日本大震災から15年目を迎えるのを前に、それに関連する映画上映会と講演会が23日(日)、藤沢市民会館第一展示ホールで開かれる。NPO法人こども達に未来をin湘南(松延康隆代表=人物風土記で紹介)の主催。
「15年目の福島〜現地の声を聴く〜」と題した催しで映画『津島―福島は語る・第二章―』を上映する。福島第一原発から約30Km離れた県東部に位置する浪江町津島。事故直後、放射性物質が降り注ぎ、帰省困難区域に指定されたまま、今なお多くの住民が故郷に帰れずにいる。そこに生きた18人の証言を記録したドキュメンタリー作品だ。
その後の講演会では、「私たちは何を失おうとしているのか」をテーマに、同作を手掛けた監督の土井敏邦さんのほか、福島県浪江町津島原発訴訟団原告団団長の今野秀則さんらが登壇する。
時間は午後1時から5時。参加費500円(学生無料、障害者・介助者半額)。問い合わせは松延さん【携帯電話】090・5567・7435。