伊賀ドキの人 「地域に根ざした薬局」奔走する薬剤師
赤井優介さん（32）
創業から120年余りの歴史があり、三重県名張市内に3店を構える赤井薬局の中央店（鴻之台3）に勤務する薬剤師。「地域に根ざした薬局」を第一に考え、奔走している。
同市出身。薬科大学ではラグビー部に所属し、体力には自信がある。卒業後は大手ドラッグストアに就職し、大阪での勤務を経て、入社2年目からは新規参入する岡山県に赴任し、店舗管理者として多忙な毎日を送った。
安心感を
1年半前、地元に戻り、父親が代表を務める同薬局に入社。大手とは規模は違うが、「祖父母の代から付き合いがある家族ぐるみの患者さん」も多い。地域密着を生かして「心強さや安心を感じてもらえるよう頑張りたい」と話す。
「これから取り組んでいきたいことはいっぱいあり、やりがいや、やり応えのある仕事。かかりつけ薬剤師として地域の健康を担っていきたい」と目を輝かせている。
2025年2月22日付887号7面から
