大型遊具がある尼崎の『元浜緑地』で心を癒してくれる多種多様なアジサイが咲き始めています 尼崎市
ロングスライダーなどの大型遊具や広場が人気の『元浜緑地』(尼崎市)を以前紹介しましたが、同園にはアジサイが見られるスポットもあり、見ごろを迎え始めている今、取材に行ってきました。
同園の最寄り駅は尼崎センタープール前駅。公園は駅から徒歩約13分の所にあります。
東西二つのエリアが連絡橋で結ばれており、アジサイが見られるのは「わんぱく池」がある西側です。
咲いている場所は「もみじ池」の周辺で、シーズンには17種1,000株のアジサイが咲きほこるそう。もみじ池にはスイレンやハンゲショウなどの水生植物が生育しており、ウシガエルの独特の鳴き声も聞こえ、たくさんの生き物が住んでいるのだろうと感じました。秋には紅葉が楽しめるイロハモミジなどの新緑もきれいで、清々しい気持ちになりました。
池の周りはぐるっと歩けるように散策路が整備されており、ゆっくりとアジサイを鑑賞することができます。
筆者は季節のいろんな花を観賞することが趣味なのですが、中でもアジサイは筆者の大好きなお花のひとつです。晴れの日ではなく曇りや雨の日に映える花はなかなかなく、美しく咲き誇る姿に癒されます。アジサイの色は、土壌のPH値によって変わるそうで、こちらでは酸性の土壌なのか青色のアジサイが多いように感じました。
普通のアジサイだけでなくガクアジサイも咲いており漢字で書くと「額紫陽花」となります。この花は真ん中にある小さな点々のようなものが花で、周りのものはガクで額縁のように咲いていることからこの名前になっているそうです。
さらに、純白の白が美しいこの花は「アナベル」という品種で日本のアジサイが海外に輸出され品種改良されたもので別名「西洋アジサイ」とも呼ばれています。小さい白い花が集まってとってもかわいいです♡
6月22日には緑の相談員・竹見一洋先生によるアジサイの園内ガイドも行われるそうで興味のある方はその日に訪れるのもいいかもしれませんね。憂鬱なこの時期に心を穏やかにしてくれる美しいアジサイを見にぜひ行ってみてください。
場所
元浜緑地公園
(尼崎市元浜町1丁目36)