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【新潟市歴史博物館 みなとぴあ】開館20周年を迎えたみなとぴあの見どころや特別企画を紹介!|新潟市中央区

日刊にいがたWEBタウン情報

 

信濃川の河口にあり、佐渡汽船の大きなフェリーが行き来する様子を見ることもできる新潟市歴史博物館 みなとぴあ。水とともに歩んできた個性豊かな新潟の歴史と文化を楽しく学べる歴史情報の発信拠点施設は、今年で開館20周年を迎えました!

敷地内には、国の重要文化財の旧新潟税関舎や、国登録有形文化財である旧第四銀行住吉町支店など、レトロな雰囲気の建造物が並び、タイムスリップしたかのような空間です。

今回は、そんな「みなとまち新潟」の今と昔を感じることができる新潟市歴史博物館 みなとぴあの見どころや20周年を記念した特別企画を紹介していきます。

新潟市歴史博物館 みなとぴあってこんな施設です!

歴史を楽しく学べる常設展示

水とともに生きた新潟の人々の歴史を学ぶことができます。おすすめは、「松ヶ崎堀割の決壊」の紹介です。徳川吉宗が将軍の時代、信濃川と阿賀野川の河口はひとつでした。「今はずいぶん離れているのに、ウソでしょう!」と驚くかもしれません。

★松ヶ崎堀割の決壊とは?

子どもも大人も楽しめる「たいけんのひろば」

昔の暮らしの道具や触ることのできる展示があり、土・日曜、休日を中心に、「たいけんプログラム」を開催しています。伝統的な季節の行事体験やわら紙作り、砂絵作り、火おこしなど、子どもから大人まで楽しめるプログラムが満載です。

迫力満点ミュージアムシアター

CGと実写を組み合わせた迫力のある映像作品『新潟・水の記憶』『あまのてぶり』『黒鳥伝説』を上映しています!

新潟市歴史博物館 みなとぴあの敷地内にはこんな施設も!

国指定重要文化財「旧新潟税関庁舎」

明治2年に建てられた旧新潟税関庁舎は、開港五港のうち、当時のまま税関として現存する唯一の建物です。昭和41年までの約100年間、税関業務に使用されました。信濃川岸を埋め立て、日本の建築技術で建てられた擬洋風建築です。建物の中にはテーブルとイスがあり、休憩することができます。

国登録有形文化財「旧第四銀行住吉町支店」

昭和2年、現在の中央区住吉町に建てられました。当時、近くには新潟米穀株式取引所や証券会社、銀行などが建ち並び、新潟経済の中心的な地域でした。平成14年まで営業を続け、住吉町から博物館敷地内に移築復元されました。現在は、内部の公開や会議室などの貸し出しサービスを行なっています。

開館20周年を記念した企画展と特別企画が開催されます

特別企画・北前船の面影を追うみなとまち巡り

多くの北前船が寄港した新潟湊には、その繁栄と歴史を語る文化財が今も残っています。この新潟湊の繁栄には、河川交通でつながる内陸の川湊(在郷町)が大きく関わっていました。特別企画では、北前船に関係する歴史・文化を探るため、新潟をはじめ、市内のおもな川湊だった町を水上、陸上からめぐります。現地を訪ね、北前船時代の新潟市に思いをはせてみましょう。

【夏休み! 親子新潟みなと歴史探訪】

ウォーターシャトルに乗って水上から新潟港の過去と現在を探ります。

日時:8月18日(日)・25日(日)13:00~16:00
集合・解散:新潟市歴史博物館 みなとぴあ
対象:小学生と保護者
定員:各日40人
料金:無料
申込:8月9日(金)までに専用フォームから申し込み

【新潟湊とつながる川湊を巡る日帰りツアー】

ウォーターシャトルなどに乗って、河川交通を通じて新潟湊と結びついていた各区の川湊(在郷町)をめぐります。学芸員が同行・解説し、現地ガイドによるまち歩きを実施します。

定員:各40人(②は20人)※各先着
料金:9800円(②は14800円)
申込:7月24日(水)10:00から電話でトラベルマスターズ(tel.0256-77-8056)
※時間、集合・解散場所など詳しくはウェブサイトに掲載

①中ノ口川の在郷町 白根と大野を巡る 日時:9月8日(日)
②新井郷川の在郷町 葛塚を巡る 日時:9月21日(土)
③信濃川の在郷町 小須戸と酒屋を巡る 日時:9月29日(日)

【日本遺産「北前船」の文化財を巡るツアー】

日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」が文化庁に認定され、新潟市も構成自治体のひとつになっています。日本遺産「北前船」の構成文化財を、みなとぴあ監修のツアーでめぐります(乗船なし)。

日時:10月14日(祝)・23日(水)
定員:各日先着30人
申込:7月24日(水)9:00から電話でハミングツアー(tel.0570-037154)
※時間、集合・解散場所、料金など詳しくはウェブサイトに掲載

企画展『北前船と新潟 廻船と日本海海運の時代』開催

諸国名所百景 越後新潟の景
新潟信濃川帰帆

江戸・明治時代に、現在の北海道―大阪間の海路で、港から港へ商品を売買しながら航海した北前船。この北前船をはじめとした廻船は、各地に点在する港町を結び付け、活気づけていきました。なかでも、信濃川河口左岸にあった新潟町は、日本海海運と信濃川や阿賀野川の河川舟運が交わる要所であり、多くの廻船が行き交う繁華な港町として発展しました。新潟市歴史博物館 みなとぴあの開館20周年を記念し、北前船をはじめとした廻船と日本海海運の歴史を振り返ります。

会期:7月27日(土)~9月1日(日)
※土曜11:00にギャラリートークを実施
観覧料:一般500円、高校・大学生300円

【見どころ1/北前船の登場】日本海航路と北前船登場の歴史を紹介します

船箪笥(ふなだんす)
蜑(あま)の手振り

【見どころ2/新潟町と廻船】廻船の寄港地を紹介します

行田魁庵新潟入船之図(個人所蔵)

【見どころ3/廻船問屋と船主】廻船問屋と北前船の商品取引について紹介します

廻船問屋前田松太郎の引札(新潟ハイカラ 文庫所蔵)

【見どころ4/海運の荷品】廻船が運んだ荷品を紹介します

焼酎徳利 (公益財団法人 鶴友会所蔵)

新潟市歴史博物館 みなとぴあ

住所
新潟市中央区柳島町2-10

電話番号
025-225-6111

営業時間
9:30〜18:00(10〜3月は〜17:00)

休み
月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日曜の場合は翌火曜)

料金
常設展示観覧料:一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円 (土・日曜、祝日は中学生以下無料)

駐車場
66台

リンク
https://www.nchm.jp/

リンク
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/new/index.html

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