東京、6月21・22日に開催される注目のクラブイベント3選
天気を気にして外へ出かけづらい梅雨時。2024年6月も後半に差し掛かった今週末、リフレッシュしたいなら、クラブイベントへ足を運ぶのもいいかもしれない。
レフトフィールドかつバレアリックなアクトが揃う「loopな」や、アメリカ各地で活躍するコレクティブ「Juke Bounce Werk」のメンバー、DJ SWISHAの初来日公演、青山「LOOP」から「青山 ゼロ」まで続いた、DJのCHIDAによるパーティー「Dancaholic」の一区切りなど、東京の夜を彩るイベントがラインアップする。
現場でしか起こらないグルーヴを捕まえに行こう。
loopな
京都を拠点に活動するE.O.Uとmelting botが主宰するレジデントパーティー「loopな」の第2回が開催。「惨劇の森」クルーであるAquarium a.k.a 外神田deepspaceや、1990年代後期に竹村延和の「Childisc」からデビューしたsuppa micro panchop、京都からはアートワークも手がけるeijin、テクノ軸のグルーヴを高めるRyogoが「ダンスフロア」に出演する。
「ラウンジ」には、新世代のオーガニック派ともいえるnano odorine、moge!、lostbaggage、shiranaihanaがラインアップ。また前売りの特典として、ast midoriとDjuBumbaが参加したhaloの新EPのダウンロードコードが付いてくるので、事前にチケットを抑えておきたい。
※21日 24時〜/WWW/料金は前売り2300円、当日2800円、23歳以下1800円(別途1ドリンク代)
DJ SWISHA
アメリカ各地で活躍するコレクティブ「Juke Bounce Werk」のメンバーであり、DJのA-Trak主宰レーベル「Fool’s Gold Records」の所属アーティストのDJ SWISHAが初来日。彼が2023年5月にリリースした「CLUB MEGAMIXXX」は、「Resident Advisor」が選ぶ年間ベストトラックに選出されている。
渋谷「Midnight East」で行われる記念すべき公演に、国内からはFULLHOUSE所属のSAMOとTYO GQOMのメンバーHW BINGO、kengotakiとCreatures Records主宰のDJ DISKがB2Bセットで登場するほか、「東間屋(Azumaya)」には、Lui、YUVIE、iz x KATAINAKA、HIMAWARIが出演。踊りに行くのに間違いのない夜になるだろう。
※22日 23時〜/Midnight East/料金は前売り2500円、当日3500円、23歳以下1500円
LAST DANCAHOLIC
アナログレーベル「ene」を主宰し、国内と海外のアンダーグラウンドダンスミュージックシーンをつなぐキーマンの一人であるDJ、CHIDAによるパーティー「Dancaholic」が開催。ヴェニューの閉店に際して最終回を迎え、青山「LOOP」時代から続く人気イベントの一区切りとなる。
夜通し行われるCHIDAのDJは、明け方にはどのような景色を見せてくれるだろうか。LOOPや「青山 ゼロ」といったクラブシーンを支え続けた箱の歴史に思いを馳せつつ、一夜を通して紡がれる音の旅へ足を運んでみては。
※22日 23時〜/青山 ゼロ/料金は2000円(1ドリンク込み)
Kosuke Hori